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ビリーフと自己客観視,自己肯定感について

ビリーフと自己客観視,自己肯定感について

自己肯定感

自己肯定感を高く持ちたい。誰しもが思うことですよね。と言っても,いつも高い人はそんなこと気にしていないと思いますが。

【自己肯定感】 はてなキーワード

「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。

自分を肯定している感覚、感情などを指す。

対義語は、「自己否定感」。

幼少期の生活・教育環境によって大きく左右されると考えられており、教育上の重要な要素だと考えられている。

自己肯定感が低いと自信が持てず。他人にどう見られているか気になり、他人の言動に過敏に反応してしまうとされている。

自己肯定感が高い:心の受容が大きく、少々のことではめげない。意欲的に人間関係を築くことができる。
自己肯定感が低い:自信喪失、委縮。自己否定的。

ただし,自己肯定感が高い方がいいとはいっても,完全に自分のことを棚上げして話をする人っていますよね。自分は全くできていないのに,他人には厳しい。自分は違うと思い込んでいる。自分のことをまったく客観的に見えていない。これは望ましい状態ではないですよね。

自分のことを自分で冷静に判断,分析した上で,自分には価値があるって思いたいですよね。

ビリーフ

最近,ビリーフということについて、学びました。
ビリーフとは,一言で言えば,「思い込み,信じ込み」。
自分で気づかないうちに入ってしまった「思考のプログラム」。

じゃあ,自己肯定感が低いのは自分を客観視できているからなのか?
ビリーフなのか?よくわからなくなってきました。

「自己客観視×自己肯定力」

そんなとき,斉藤孝著『眼力』を読みました。
「めぢから」ではなく,「がんりき」です。
斎藤さんは本書で「眼力」について,「その人物の本当の力や可能性を見抜き切る総合的な判断力」だと定義しています。
いろんな事例が出ていて面白い本です。
よく,「あいつは人を見る目がない」とか「あのアイドル,売れる前から注目してたんだよ」とか人を見るときに「眼力」があるかどうかの判断にしますが,これって自分を見る能力としても使えます。人って自分が思っているほど自分を客観視できていなかったりします。周りの人に言われて初めて気づくことって多いです。

「眼力」というスキルを上げる方法として座標軸思考法というフレームワークが紹介されています。
座標軸を使うメリットについて著者は

1つの基準に従っていい悪いを決めてしまうと,他者との話し合いの中では水掛け論になってしまうことが多い。ところが,座標軸のようにX軸とY軸という2つの判定条件をクロスさせると,平面が確定でき,象限で言うと4つの部分ができる。各人をどの象限に置くといいか目に見えて比較できるので,意見がまとまりやすい。

と述べています。

これがいろんな切り口が紹介されていて参考になります。
そして,その中でも著者が「ゴールデン座標軸」として人を見る目の大本命として上げているのが,「自己客観視×自己肯定力」のマトリクスです。

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自己客観視能力が高くて,自己肯定感も高い。

こうなりたいですよね。

これがわかるようになれば,自分には価値がある。
これができるようになれば,自分はもっとよくなる。
結果を出せば,自分は認められる。

こんなふうに思っているとしたら

結局
今の自分のままでは価値がない。
もっと能力がなければダメだ。
頑張らなければ評価されない。

というビリーフをもっている
ということ

そして,自分ではなく,他人の評価で生きている
ということ

『7つの習慣』の第1の習慣「主体的である」が実践できず,反応的に生きている。
ということ

ですよね。

著者はこのマトリクス上で
自己客観視できるが自己肯定力も高い象限について
「成功者ゾーン」
自己客観視ができないために自己肯定力が高い象限について
「オレ様ゾーン」
とそれぞれ名付けていますが,
「成功者ゾーン」にいる人ビリーフのない状態なんですよね,きっと。

成果や評価によって自己肯定感が上がったり下がったりすることって本当の意味で自己肯定感が高いわけじゃない。いつも自己肯定感を高く持つには,何があっても自分に対する信頼は変わらない,今の自分をそのまま認めているということが必要。
だから,これまで十分な成果を出してきている人でも,「〇〇でなければ自分には価値がない」というビリーフを持っていれば,失敗すれば自己肯定感は下がってしまう。

オリンピックで金メダルを取った人だって,また次も金メダルを取れなければ価値がないと思っている人もいるかもしれない。
新曲出すたびオリコン1位になる歌手が,次の曲も1位にならなければ自分はダメだと思っていることもあるかもしれない。

周りからみてどれだけ能力が高くて実績もある人だとしても,そういうビリーフをもっていたとしたら,ダメになるとすぐ自己肯定感は下がってしまう。

ということは,逆に考えれば
今のままの自分自身をありのままに認めたうえで自己肯定感を高く持つことはできる。
今の自分のままでビリーフを手放すことができる。
ということですよね。

今のままでは自分はダメだ,能力が足りないというビリーフ

僕は自分自身について足りない,足りないと思っています。そんなふうに思っている人は多いようです。
じゃあ,今の自分に能力が足りないことを自覚しつつ,そのうえで自己肯定感を高くもつにはどうすればいいのだろう。

先日読んだ『ソース』という本にこんなことが書かれていました。

人は自分に能力があるかどうかと心配しすぎています。
・・・
能力がなければやれないと思いこんでいると、怖くて足を踏み出せない。まわりを見ればわかることですが、どの職業を見ても上から下まで能力のない人たちが大勢います。それでも彼らはお金を稼ぎ、地位を手に入れ、社会に認められています。
有能ではないからといって自分の夢をあきらめる必要はありません。有能か無能かは主観的なものです。能力がないのではないかと怖れて、自分の夢をあきらめないでください。

笑える話でもあり,笑えない話でもあります。
今の自分はまだまだ能力不足だからできないと思い込んでいる人のために書かれたのでしょう。

しかし,能力がないからできないという思い込みはすぐに消し去れないというのが実際のところでしょう。頭では理解しているけれど,心の中では信じられない。もし今,自己客観視できるために自己肯定感が低いと感じているなら,いきなり「成功者ゾーン」に入っていくのは難しいのかもしれません。

もしかしたら,一歩踏み出すときは,敢えて自己客観視できないために自己肯定力が高い「オレ様ゾーン」に入ってみるということも必要なのかもしれませんね。ジャイアンになってみる感覚でしょうか(^^)

いますぐ踏み出さなければいけないんだけど,いますぐ恐れを取り除けないとしたら
とりあえず目をつむって走り出し,落ち着いてから,ゆっくりと「成功者ゾーン」に移行していく。
そういう選択肢もありかもしれません。

・・・
でも,やっぱり望ましいのは「成功者ゾーン」にいて,進んでいくこと。
そのためにビリーフを手放したいって思います。

まずは,自分の中にどんなビリーフがあるのか
それを知るところからですね。

あなたには,どんな思い込みがありますか?

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よっしー

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30代サラリーマン。 そろそろ人生を真剣に生きなければと活動中。 既婚。子供ふたり。 IT好きのITオンチ。 ガジェット好きのガジェットオンチ。 珈琲好きだけど、夕方以降に飲むと眠れません。 スタバ好きだけど、スタバのコーヒーは深煎り過ぎて苦手。 いつも頼むのはカフェアメリカーノ。 パンを焼くといつも真っ黒にします。 フリック入力は苦手。 このブログは親指シフトで書いています。

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