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4C規格リフィル(JIS規格D型リフィル)一覧・書き比べ

4C規格リフィル(JIS規格D型リフィル)一覧・書き比べ

ペンケースやペン立ての中身を少なくしたいと思ったときに、一番に考えるのが多色ボールペンや多機能ボールペンだと思います。
僕は学生時代から、ペンケースをすっきりさせたくて、多色ボールペンを使ってましたが、多色ボールペンって太くて持ちにくかったり、書きにくかったりするペンが多い。
ずっとそんな悩みを持ちつつ、使っていました。

書きやすさにはボールペン自体も重要ですが、リフィルにも大きく左右される。

そんな中、出合った多機能ボールペンのリフィル(替え芯)によく使われているのが、通称4C規格と呼ばれるリフィル。
正式にはJIS規格D型リフィル。

なので、これまで試してみたJIS規格D型リフィルを書き比べてみました。
有名な『LAMY 2000 ラミー 4色 ボールペン』等のリフィルに悩んでる方は参考にしてみてください。

主な4Cリフィル一覧

メーカー 種類 名称等 ボール径 型番
三菱鉛筆 油性 ジェット
ストリーム
0.5 黒・赤・青 SXR20005
0.7 SXR20007
パイロット 油性 アクロ
インキ
0.5 BRFS-10EF
0.7 BRFS-10F
1.0 BRFS-10M
ゲル ハイテックC 0.4 LHRF-20C4
ぺんてる 油性 ビクーニャ 0.7 XKBXES7
ゼブラ エマルジョン ESB 0.5
0.7
ジェル JSB 0.4 ブラック
ロイヤルブルー
カーマインレッド
エメラルドグリーン
ブルーブラック
0.5
LAMY 油性 純正 0.7 黒・赤・青・緑
ステッドラー 油性 純正 0.7 黒・赤・青
伊東屋 油性 純正 0.7 黒・赤・青
サクラ
クレパス
ゲル レディア 0.4 セピアブラック
コーラルレッド
サニーブルー

他にもありますが、手に入りやすいものや人気のあるものに絞っています。
僕が実際に試したのは、下の通り。

書き比べた結果

三菱鉛筆 油性 ジェットストリーム 0.7mm

低粘度油性インクで、パイロットのアクロインキと人気を二分する誰もが使ったことがあるであろうインク。
滑らかで書きやすい。
LAMY2000で使用すると、ヌルヌル滑り過ぎて逆に書きにくい感じ。
同じインクでもボールペン本体によって、書き味が大きく変わりますよね。

パイロット 油性 アクロインキ 0.7mm

ジェットストリームと同じくらい書きやすい。
赤と青の発色はジェットストリームより明るめです。

LAMY 2000で、緑を使いたい人にとっては、緑色は選択肢が少ないです。
なので、このアクロインキを使うのが無難です。
ただ、僕は緑色を使う出番はあまりないですね。
LAMY 2000をよく使っているときは、無理やり使ってる感じでした。
こういうのは、色分けルールを決めておかないと持て余し気味ですね。

ぺんてる 油性 ビクーニャ 0.7mm

普通に書きやすい。
黒と赤しかないのが残念なところ。

ゼブラ エマルジョンインク ESB 0.7mm

発色は薄めで、0.7mmだけど、他の0.7mm芯より少し細めの印象。
ボテ(ダマ)はできやすい感じ。
個人的には、書き心地は普通で可もなく不可もなくといった感じ。

ゼブラ ジェルインク JSB 0.5mm

ジェルインクなので、発色いい。
ジェットストリームのような滑らかさはなく、少し引っかかりを感じる書き味。
以前よりカラーバリエーションが減っていますが、それでも他のリフィルと比べるとバリエーションが多いのも魅力。

そもそも、4Cという名称は、ゼブラの替芯の型番に由来するようですが、実はゼブラの替芯は他の4Cリフィルより少しだけ太いという。
なんだか、ややこしい感じですよね。

JIS D型 はボール径 2.3mm なのに対して、ゼブラの 4C は 2.4mm。

肉眼で見てもわからないですが。
ゼブラ以外のメーカーのボールペンにゼブラの替芯を差した場合、芯ケースが広がってしまい、他のJIS D型リフィルとの互換性が損なわれてしまう恐れがあります。
僕は、最悪ダメになってもいいボールペンで書いてみて気に入ったらずっとゼブラを使おうとゼブラのリフィルを試してみましたが、2種類とも使い続けたいとは思えなかったので、ゼブラのリフィルは不採用となりました。

基本的には、ゼブラ 多機能ペン シャーボX用のリフィルです。

パイロット ハイテックC ゲルインキ 0.4mm

3色とも発色良く、とてもきれいです。ゲルインキなので、ダマもできず、きれいな細い線で書けます。
書き心地は、ゲルインキの上、ニードルチップのペン先で細いので引っかかる感じ。ジェットストリームの滑らかな書き心地が好みなら、気になるかも。僕は引っかかる書き心地はあまり好きじゃないんですが、細い文字が書けて、にじんだりもしないので、手帳等に小さな文字を書くには最適。ただ、大きめの文字を書くと、細過ぎて書いた文字に物足りなさがある。あとは、黒、赤、青と3色あるのもいいところ。
なので、細かい字を書きたいなら、これはほんとにおすすめ。

ちなみに、他のリフィルとハイテックCを比べると、書き味はもちろん見た目も全然違います。
下の写真は、LAMY2000に2種類のリフィルを入れたものです。
ハイテックCは、ニードルチップなので、ペン先の視界も良好です。

LAMY純正リフィル

LAMY 4色 ボールペンに入っているリフィルです。
高粘度で重い書き心地。書き始めが掠れ易い。

ステッドラー純正リフィル

4Cリフィル多機能ペンのアバンギャルドの中に入っているリフィルです。
3色ともが薄く物足りない。
個人的にはアバンギャルドを買って、インクがなくなったら、純正リフィルを買う必要性はないように思う。

伊東屋純正リフィル

4Cリフィル多機能ペンの伊東屋ロメオナンバー4ボールペン等に入っているリフィルです。
伊東屋のホームぺージでリフィルのみの購入もできます。
書きやすく、ダマもできにくい
書き始めは掠れることがある。
それでも、発色もキレイで、とても書きやすく個人的に気に入っているリフィルです。

まとめ

面白いことに、同じボールペンでもリフィルを変えるだけで大きく違います。
そして、同じリフィルでも別のボールペンで使うとこれもまた違うんですよね。
多機能ペンは所有するペンを少なくできるだけでなく、リフィルを組み合わせられるのも大きな魅力です。
一般的に、多機能ペンは単色ペンと比べて筆記性能が落ちると思われがちですが、組み合わせによっては書き味も十分満足できるペンになります。

個人的には、以前はダマができないゲルインクが好きだったんですが、最近は力を入れず滑らかに書ける低粘度油性インクの書き心地にハマってます。
ジェットストリームが人気なのも頷けます。

ボールペンと組み合わせて、ぜひ自分好みの1本にカスタイマイズしてみてください。

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よっしー
アラフォーサラリーマン。
人生100年時代を迎え、今後のライフデザイン、ワークススタイルをどうするか。
自分らしいネクストステージを模索中。

最近は珈琲と文房具にハマってます。

スタバ好きだけど、スタバのコーヒーは深煎り過ぎて苦手。
スタバでいつも頼むのはカフェアメリカーノ。
パンを焼くと高確率で真っ黒にします。

フリック入力も苦手ではないですが、キーボード入力が好きです。
このブログは親指シフトで書いています。

ブログタイトルは「木が3つで森になるブログ」、
1記事書くごとに、1本ずつ木を植えていくイメージをしています。
そうして、どんどん植樹して、森のようにブログも自分自身も豊かに成長していくことを目指しています。

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