珈琲考具の茶考具 ドリッパー&スタンドは、手軽にコーヒードリップスタンドとして楽しめるドリップツール!
珈琲考具の茶考具 ドリッパー&スタンド。
名称通り、お茶を入れる用として販売されているものですが、手軽に使えるコーヒードリップスタンドとして、コーヒードリップにもとても使いやすいんです。
ドリップスタンドは無理に無くてもコーヒーを淹れられます。
無理に必要ないものをわざわざ買って保管して使うって、ちょっと面倒ですよね。
それでも、手軽に楽しみを増やしてくれるコーヒーアイテムとして、この製品はおすすめです。
特に必要はないけど、使ってみたい気もする。
でも場所をとるし、高さ調節したりするのも面倒。
そんな人にぴったりのモノです。
そして、ガラス製のカリタウェーブドリッパー好きの方にとてもお勧めしたいモノです。
理由は記事を見てもらうとすぐわかります。
製品仕様
材質:ステンレス
サイズ:幅11.5、奥行11.5、高さ16cm
ドリッパーを置くリング直径(大きい側)11.5cm、(小さい側)8.6cm
重量:(茶こし除いた本体のみ)約100g
(茶こし)約57g
茶考具の名称通り、茶こしがついています。
この茶こしでもコーヒーを淹れられます。
円錐型フィルター、ウェーブフィルター、どちらも使用可能です。
ちなみにですが、この茶こしはあくまでお茶用です。
ペーパーフィルターを使わずに、コーヒー粉をセットすると粉が通り抜けてしまいます。
試すまでもないですが、コーヒー粉をセットすると、こうなります。
別のメーカーの製品ですが、メッシュの細かな茶こしでコーヒー粉が落ちない茶こしもあります。
僕は使ったことはありませんが。
わざわざ茶こしを使わなくても、金属製のドリッパーはいろいろあります。
有名なのはコレスのゴールドフィルターとか。
コーヒードリップ用の金属製フィルターは持っていますが、個人的には金属製フィルターで淹れたコーヒーは好みじゃなくて使っていません。
使い方
上側と下側でリングの大きさが違っていて、上下どちら側を上にしても使えます。
このドリップスタンドは自由に高さ調節はできないけど、茶こしや円錐型ドリッパーをセットしたときに、どちらを上にするかで高さが変わるので2通り選べます。
▼リング径大きいほうを上にした状態
▼リング径小さいほうを上にした状態
ただ、上側を径が大きいほうにすると、入るのは円錐型ドリッパーくらいかなと思います。
リング径が大きいほうを上にすると、小さいドリッパーだとセットできない。
円錐ドリッパーを使って上側を大きいほうにした場合は、落とすサーバーとの距離が近くなるので、コーヒーが跳ね飛びにくくなりますね。
▼小さいほうを上にして円錐型のオリガミドリッパーを置いた状態
▼大きいほうを上にして置いた状態
高さがだいぶ変わります。
ただ、リング径が小さいほうを下にすると、底が大きいサーバーだとリングの上に乗せるようになるので、具合が悪くなるかも。
使えるドリッパー
付属の茶こしの他、上側を径が小さいほうにすると、たいていのドリッパーは使用できると思います。
▼マウンテンドリッパー
▼カリタウェーブドリッパー(ステンレス製)
これは限定カラーのモノです。
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▼カリタウェーブドリッパー(ガラス製)
個人的には、このカリタのガラスドリッパー(1~2人用155)との組み合わせが最高に気に入っています。
このウェーブドリッパーは、ドリッパー自体とても気に入っているんですが、プラスチック製のホルダーが好きになれないんですよね。
なので、オリガミドリッパーの木製ホルダーの内側をやすりで削って使ったり、他の製品を使ったりしていました。
▼オリガミドリッパーのホルダーをやすりで頑張って削りました。
▼Cafictさんという有名なコーヒーブロガー(YouTuber)さんのサイトで販売されているホルダー
ところが、このドリップスタンドを使うと、カリタのガラス製ドリッパーがホルダーなしで、そのままセットできるんです。
初めてセットして淹れたときには感激しました(笑)
めっちゃよくないですか?
いや、いいですよね!!(笑)
もうこれだけで、この製品買った買いがありました。
たいていのドリップスタンドは、ドリッパーをセットするところが完全にリングになっているので、ハンドル部分が邪魔でセットできないんですよね。
それが、このドリップスタンドは、リングに隙間があるので入るうえ、カリタのガラス製ドリッパーの大きさにジャストフィット。
たまたまだと思いますが。
この組み合わせで淹れるコーヒー、最高です。
ちなみに、↑ のようにスケールを下に置いてドリップすると、注いだ湯の量をスケールで計測しているわけですが、スケールをリングの上に置けば、落ちてくるコーヒーの量(注出量)を測ることもできます。
注意点
自由に高さを調節できないので、ドリッパーと落とす器(サーバーやマグカップ)との組み合わせによっては合わないものもあると思います。
小さめのマグカップに落とす場合には、距離が離れすぎて落ちたコーヒーが跳ね飛んでテーブルの上を汚してしまいます。
ドリッパーホルダーを使った場合も同じように 距離が広がります。
距離があると、ポタポタと落ちる様子がよく見えるという楽しさはありますけどね。
まとめ
ドリップスタンドって、無くてもコーヒーを淹れられます。
なので、必要性はないんですが、ドリップスタンドを使うと淹れるときの楽しみが倍増します。
でも、使うのは面倒だったりします。
ところが、この製品は高さとかの調整も不要。
セットするだけで使える手軽さがあります。
手間を省きつつ、楽しみを増やしてくれる、素敵なアイテムです。
ハンドドリップでコーヒーを淹れていて、ドリップスタンド使ってみたいけど、ちょっと面倒。
そういう人に、手軽に楽しめるコーヒーギアとしてぜひ試してほしいです。
本格的なドリップスタンドと比べて価格的にも手を出しやすいです。
ついでに(は失礼かも)、茶こし使ってお茶も入れられるし、コスパ抜群です。
▼珈琲考具の別の製品「高さ調節できるドリッパースタンド」の記事
ドリップスタンドを使う理由を別の記事に書いていますので、ぜひ合わせて読んでほしいです。