マウンテンドリッパーのホルダーを塗装したら、とてもいい感じになりました!
マウンテンドリッパーは、だいぶ変わった形状のドリッパー。
とてもまろやかなコーヒーを淹れることができるけれど、個人的には淹れるときにいくつか不満点もありました。
大きな不満点は2点。
1つ目は、ペーパーフィルターがフィットしないこと。
2つ目は、木製ホルダーが汚れてくること。
淹れたコーヒーは美味しいのに、淹れる時間が楽しくない。
その不満が解消できたので、今回の記事を書くことにしました。
同じような不満を持っている人がいたら、参考にしてみてください。
マウンテンドリッパーの概要
ホルダーが別にある陶器製の円錐型のドリッパーはたくさんあるけれど、マウンテンドリッパーは底も平面。
リブは、真ん中に段差が1つあるだけ。
真ん中の大きな穴とその周りに小さな穴が空いているのも独特。
不満点1 ペーパーフィルター
公式マニュアルでは、台形フィルターと円錐フィルターのどちらも使えるとなっている。
確かにどちらも使えないことはない。
でも、フィットはしない。
淹れているときに、ペーパーが乱れていくことがある。
湯通ししたら、貼りついて淹れやすくなるけれど、僕はペーパーリンスはしないので、湯を注いだ時にペーパーがよれてしまい、粉が下に落ちてしまうようなこともありました。
特に浅煎り豆を淹れるために勢いよく注いだりするときには、注意が必要。
これはウェーブフィルターを使うことで解消できます。
カリタのウェーブフィルターは紙臭いから使いたくないという人でなければ、台形や円錐フィルターを使うよりもずっと安定するし、フィットします。
1~2人用フィルター155だとマウンテンドリッパーの高さより少し低く、2~4人用フィルター185だと、少しマウンテンドリッパーよりも高い。
どちらでも問題なく使用できるので、短いか長いかは好みと粉の量で選べばいい。
▼1~2人用フィルター155を使用
▼2~4人用フィルター185を使用
YouTubeとかでもマウンテンドリッパーにウェーブフィルターを合わせて使っている動画があったりするので、ウェーブフィルターを使っている人もいると思います。
不満点2 ホルダーがいまいち
マウンテンドリッパーの木製ホルダーは、いまいち好きになれなかった。
適当にドリッパーを置くと真っ直ぐになっていない。
そして、たぶん塗装もワックスもされていないので、淹れ終わった後、ドリッパーを持ち上げたときにホルダーに垂れたコーヒー跡で汚れるし、裏面もコーヒーの湯気とかで付いた汚れなのか、表も裏も汚れが落ちなくなって、使いたくなくなっていました。
サーバーを使えば、ホルダーはなくても淹れられます。
でも、ホルダーは置きたい。
多少斜めになったりしていても倒れることはないので、まぁいいかなと思っていたけれど、汚れているのは気になる。
別のドリッパーのホルダーが合わないかなと思ったりもしたけれど、マウンテンドリッパーは底側も大きく普通の円錐フィルターとは大きさが違うので合わない。
なので、ホルダーに塗装してみました。
コーヒー色が気にならない茶色の塗料を塗布。
これだけでもいい感じになったけれど、濡れてもいいようにワックスも塗布。
生まれ変わった感じ。
落ち着いた色合い。
コーヒーの色とも、とても合う。
付いていた汚れも、濡れることも、まったく気にならなくなった。
まとめ
美味しいコーヒーを淹れられるのに、すっかり眠らせていたドリッパーが第一線に戻ってきて、嬉しい。
マウンテンドリッパーは、1人~2人用のドリッパーだけど、大きいサイズのドーナツドリッパーもあります。
ドーナツドリッパーは、公式サイトに深煎りのコーヒーをより楽しめると書かれていますが、個人的には、マウンテンドリッパーは、浅煎りも含めて美味しく淹れられると思っています。
一手間かけて、愛着も湧いてきました。