珈琲考具 白ドリッパー使用レビュー。黒とも比較しています。
以前、珈琲考具の黒色ドリッパーについて、レビューしています。
白色が出たので、買ってみました。
黒があるから全然必要ないんですが、ただ欲しかっただけです。
気になっている人は、前回の記事と合わせて、読んでみてください。
黒と白の違い
標準のステンレスそのままのシルバーも悪くないんですが、個人的に黒と白が好きです。素材はどれもステンレス。
形状はどれも同じです。
シルバーとブラックは、大きさが3種類ありますが、いまのところ白は一番大きいサイズだけの展開です。
画像はどちらも大を並べています。
コーヒードリッパーは、大は小を兼ねないと言われたりもしますが、この珈琲考具のドリッパーに関しては、僕は1杯分淹れる場合でも、大でいい感じだと思っています。
1~2人用のペーパーフィルターを使っても大きさ的に違和感なく使えます。
黒は、黒発色加工という塗装ではない処理が施されています。
白は、白色で塗装されています。
塗装しているせいか、白の方が若干太くなっているように見えます。
基本的には、色が違うほか、塗装しているか、していないかです。
黒は塗装していないので、塗装が剥がれる心配はないですが、白はもしかしたら剥がれる可能性もあります。
少し剥がれたところで、機能的には問題ないですけどね。
あと、黒は汚れが目立ちませんが、白はコーヒー色がつきます。
なので、ちゃんと毎回洗ったほうがいいです。
ただ、汚れがついても、漂白剤が使えるので心配いりません。
デザイン
見た目が好みです。
細かい部分を見ても、良くできているなぁと思います。
▼の矢印のところとか、眺めて良し、触って良しで、気持ちいいです(笑)
そして、触っても痛くないように、先の部分はすべて丸く加工処理されていて、細部まで丁寧に作られています。
使い心地抜群
磁器製ドリッパーだと、淹れ終わった直後に触ると熱くて落としそうになったりすることがあります。
なので、淹れ終わった後、ドリッパーをいったんドリッパー受けとかコップとかに置いておく人も多いと思います。
でもこの珈琲考具のドリッパーは全然熱くならない。
なので、淹れ終わったあと、すぐにひっくり返して珈琲粉の入ったペーパーフィルターを捨てて、そのままドリッパーを洗うこともできます。
また、底面がフラットなので、すぐに淹れたコーヒーを飲みたいなら、流しにポンっと置くこともできるし、持ち手部分を蛇口にひっかけて置いたりもできます。
洗った後も、どこにでもひっかけて置いておけます。
とにかく使い勝手がいい。
樹脂製のドリッパーも熱くならないし、落としても割れないという使い勝手の良さは同じですが、樹脂製はしばらく使っているとひび割れてきたり、くすんできたりと経年劣化していきますが、珈琲考具ドリッパーのブラックを何年も使っていますが、耐久性も問題なく、見た目の劣化もまったくなくて、そういう点でも優れています。
このステンレス製ドリッパーは一般的な樹脂製に比べて高いですが、長く使えて愛着も湧いてきます。
コーヒーを淹れる楽しさを味わえる
このドリッパーが良いと思っているのは、手軽にコーヒーを淹れる楽しさを味わえるところです。
上で書いたように、デザインも使い心地もいいですが、このドリッパーには淹れている時間の楽しさがあります。
一般的なドリッパーだと、ドリッパーの台座があるため、フィルターからコーヒーが落ちているところが見えないことが多いです。
そして、ドリッパーの台座があると、落ちているときの音も聞こえにくいです。
でも、このドリッパーは、下部もスカスカなので、コーヒーが落ちているところを目で見て楽しめ、ポタポタとコーヒーが落ちる音もよく聞こえます。
もちろん、ドリップスタンドとか使えば、より一層楽しめるんですけど、なんといってもドリッパーだけでそういう楽しみが味わえる手軽さがいいです。
僕はスケールを使って淹れますが、スケールを使わずにコーヒーを淹れる人にとっては、ほんと淹れやすいドリッパーですよね。
黒もいいんですが、白は視覚的にコーヒーの色との対比をより楽しめる色合いで、とてもいい感じです。
まとめ
デザインは好みが分かれると思いますが、デザインが好みなら買って損はないドリッパーです。
ガラス製や磁器製のドリッパーとかだと、気に入っていると特に注意して使う必要がありますが、このドリッパーは本当にストレスなく使用できるドリッパーです。