タイムモアC2・C3徹底比較レビュー!PRO・MAXの違い、白と黒の違いも説明します
手挽きミルはたくさんのメーカーから出ています。
その中でも最近はタイムモア製品は人気があります。
しかし、どこのメーカーのモノを買うかも悩むのに、タイムモアだけでもめちゃくちゃ多くの手挽きミルがあります。
美味しいコーヒーを飲むために、とにかく良いのが欲しいけど、何を基準に選べばいいか悩んでいませんか?
人気があるので、たくさんの方が紹介してくれているのですが、まとまった内容のモノがなかなかないように思いました。
なので、今回はタイムモアの手挽きミルの中でも人気の高いC2とC3の違い、選び方を説明します。
また、WhiteとBlackの違いにも焦点を当てて紹介しています。
タイムモアの手挽きミルを悩んでいるなら、この記事を読むと何を買えばよいかわかると思います。
タイムモアとは
TIMEMOREは2012年に中国(上海)で誕生した、コーヒー器具のオリジナルデザインブランドです。
「プロフェッショナル+美学」をコンセプトに誰もが使いやすい製品を生み出し、スローライフを楽しんでいただくことを目的としています。
C2とC3の違い
タイムモアと言えば、手挽きミルとコーヒースケールが人気がありますよね。
そして、手挽きミルの中でも人気が高いのが、C2とC3。
C2とC3の大きな違いは刃。
ミル内部の刃がC2モデルは5枚で通常の星型、C3モデルは6枚刃で六芒星の形で、かつ刃の先端部分に切り込み加工が施されている。
独自開発された『S2C(Spike to Cut)臼刃』という技術で、微粉の発生を抑制することができるとのこと。
結論を言うと、挽いた粉を目視で比べてみても、良くわからない。
そして、専門家の方が全然違うと言われていたりするけど、素人には飲み比べてもわからない(・・;)
なら、安いほうのC2でいいんじゃない? って考えもありますが、これから買うならせっかくなので値段は少し高くなるもののC3を買っておけば、気持ち的に満足できるかなと思います。
細挽きから粗挽きまで挽いた粉を見比べたりしてくれているYouTubeやブログはたくさんあるので、ここではどれも問題ないレベルで挽けるとだけお伝えしておきます。
選び方
なら、他の違いとして、何を考慮して購入検討するか?
C2とC3を種類ごとにざっくり整理すると、下表の通り。
種類 | 豆容量 | 違い・特長 |
C2 | 約20g | |
C2 Fold | 〃 | 折りたたみ式ハンドル |
C2 MAX | 約30g | 豆容量大 |
C3 | 約20g | |
C3 PRO | 〃 | 折りたたみ式ハンドル |
C3 MAX | 約30g | 豆容量大 |
C3 MAX PRO | 〃 | 豆容量大・折りたたみ式ハンドル |
細かい違いは他にもありますが、検討材料としては、大きく下記2点です。
選び方①折りたためるPROにするかどうか?
ハリオやポーレックス等のセラミックミルは、蓋とハンドルが分離できる仕様ですが、タイムモアをはじめ一般的な金属の手挽きミルは、蓋とハンドルが一体になっているものが多いです。
▼セラミック刃の手挽きミルの記事
一体構造の手挽きミルは、置いているときにハンドルに手があたるとハンドルが回転してしまう。
食器棚の端とか何かの間に置いておくなら問題ないかもですが、何もないところに置いておくにはハンドルが邪魔です。
あと、キャンプとか外に持ち出したい場合にも、ハンドルを外しておけばいいんですけど、蓋がされていない状態になってしまいます。
蓋をしないで保管しておくと、埃等が入ってしまう可能性もあります。
なので、個人的には、保管時に蓋をしつつ邪魔にならないように、ハンドルが折りたためるProがいい。
引っ張るとハンドルが折りたためます。
折りたたんでいたハンドルを展開するときに、指の肉を詰めないようにだけ注意が必要。
当たり前ですが、詰めると痛いです。
他にも細かな違いとしてはC2とC3では同じ挽き目にするための挽き目調整のクリック数(回す回数)が違う仕様になっていますが、これは使っているもので覚えていればいいだけなので、どちらがいいとかではないですね。
選び方②豆容量
豆を一度に多く挽きたいなら、MAXを選ぶしかないです。
公式ページのC3やC3 PROの説明書きには、「ホッパーに入るコーヒー豆容量は約25g」と書かれていますが、実際には20gと思っていたほうがいいです。
浅煎りの豆だと20gでちょうどいい感じの最大容量です。
▼はC3 PRO(MAXでないもの)にライトロースト〜シナモンロースト位の豆を
20g入れた状態
深煎りの豆だと浅煎りより豆が膨らんでいるため、20gでギリギリです。
なんとか蓋ができるくらいです。
▼はC3 PROにフレンチローストの豆を20g入れた状態
白黒徹底比較
種類も悩むけれど、色も迷うと思います。
ここでは、WhiteとBlackを比較します。
手触り
WhiteとBlackでは、パッと見てわかるように表面の加工が違います。
Whiteはつるんとした表面で、Blackはメッシュ状に切れ込み加工されています。
Whiteの触り心地は、ツルツルでもザラザラでもない感じで、握って挽いているときに滑るようなことはないです。
ただし、個人的にはBlackの触り心地が好みです。
握るとザラザラな感触がいいです。
この辺は実際に触っての好みですが。
見た目
表面の形状の見た目の違いもありますが、ミルはコーヒー豆を挽くものなので、豆との見た目もあります。
Whiteのほうがコーヒー豆、挽いた粉との色のコントラストはいいかなと言う感じです。
これも好みですが、珈琲は飲むだけじゃなく淹れることも楽しみの一つなので、大事なところです。
なので、個人的にはザラっとした触り心地と見た目のコントラストを楽しむために、ベージュを買えばよかったと思うところ。
サイトによってはゴールドと記載されているところもあります。
まとめ
今回は、タイムモアC2とC3の種類、違いについて説明しました。
最初にも書きましたが、手挽きミルは種類が多く本当に悩みます。
買った後で後悔しないようにしたいですよね。
この記事が、迷っている方の参考になればうれしいです。