長時間労働との決別
当たり前のようにしていた残業、それは決して当たり前のことじゃないんですよね。
ワーカホリック
今日も休日出勤をしました。
毎日、平日は夜遅くまで残業、休日にも出勤。
このように仕事中心の生活をしている人も多いと思います。
組織全体に長時間労働を美徳とする風習があり、
“遅くまで仕事している人はエライ”
と考えている人もいる職場。
早く帰る人は仕事量も少なく、楽をしているように思われることもしばしば。
そんな環境にどっぷりつかり
この数年、自分の中で・長時間残業が当たり前になっていました。
すっかりワーカホリックでした。
2つの思い違い
僕は2つ大きく浅薄な思い違いをしていました。
1つは、
「頑張れば収入が増える」
ということです。
これは勤務する職場によっては可能な職場もたくさんあるでしょう。
しかし、僕の勤務先はそうではありませんでした。
少なくとも現在のところはですが。
頑張ったところで、また成果を上げたところで
まったく報われる態勢になっていないのです。
もう1つは、
「能力UPすれば労働時間を減らせる」
ということです。
自分の能力が今よりももっと上がれば、もっと早く1つ1つのことを処理でき、もっと次のことができるようになると思っていました。
これは、ある意味間違いではないかも知れません。
しかし、毎日しなければならないことに加え、次々と新しい仕事が舞い込んできます。
自分が切り上げなければ、いつまでたっても労働時間は減らせないのです。
変えるには
僕はいますぐ転職するとは考えていません。
残念ながら、いまのところ、今後何をしたいかもわかってません。
特に目的もなく勤務先を変えることはしたくないと思っています。
環境を変えないのであれば自分を変えるしかありません。
それには優先順位づけが重要です。
『7つの習慣』の第3の習慣は「最優先事項を優先する」です。
これ、結構苦手です。「今、何を1番にすべきだろう」って考えても、すべきことはたくさんあるし、難しいと思うことがしばしばです。(そもそもhave toで考えているのが問題ですが)
ただし、自分で主体的に選択しなければならないと最近思っています。
周りの環境に流されるのではなく、自分がこうしたい、こうすべきと思って、選択したのであれば後悔も少ないです。
今日は急ぎの仕事があり、それを最優先しなければならないと考えて仕事を選択しました。
だから、結果として仕事をしてしまいましたが、自分で選んだ1日なので納得しています。
この数年、仕事を最優先に考えてきました。結果として、得られたものは多くありません。
環境を変えずに自分自身に変化を起こすのは、エネルギーが必要です。
主体的に周りの考え方と決別することも大切だと思います。
自分の時間をつくるために、「最優先事項を優先する」を徹底していきたいですね。