ドクターグリップ4+1 リフィルの互換性(uniスタイルフィット、ZEBRAサラサセレクト、ぺんてるアイプラス)を確認してみた
多機能ペンと言えば、良く使われているのはパイロット ドクターグリップ4+1、もしくは三菱鉛筆 ジェットストリーム 4&1ですよね。
どちらも低粘度油性インクで、とても滑らかな書き味ですが、油性インクなので、発色は今ひとつ。
ジェットストリームとアクロインキだと、アクロインキのほうが少し明るめの色合いですが、やっぱり油性インクなので、黒以外の色はゲルインクに比べると暗めです。
ゲルインクの多機能ペンを使えばいいだけですが、他のリフィルを試してみました。
ドクターグリップ4+1で、ゲルインクを使いたい! とか、ドクターグリップ4+1でジェットストリームを使いたい! という方は、参考にしてください。
パイロット ドクターグリップ4+1
以前からパイロット ドクターグリップ4+1は所有してましたが、その大人色が発売されたので、購入して記事を書いています。
三菱鉛筆ジェットストリーム 4&1
ドクターグリップ4+1と同機能で、多分一番売れている多機能ペンの三菱鉛筆ジェットストリーム 4&1の記事はこちら。
この2つの多機能ペン、機能性や大きさは類似の商品なんですが、リフィルの互換性がないんですよね。
パイロット ドクターグリップ4+1リフィル互換性
表にまとめてみました。
メーカー | 名称 | インク | ボール径 | 色 |
パイロット | ドクターグリップ4+1 | 油性 | 0.3、0.5、0.7 | 4色 |
三菱鉛筆 | スタイルフィット | 油性 | 0.5、0.7、1.0 | 3色 |
ゲル | 0.28、0.38、0.5 | 16色 | ||
ゼブラ | サラサセレクト | ジェル | 0.3、0.4、0.5 | 0.5mmは28色 |
ぺんてる | アイプラス | ゲル | 0.3、0.4、0.5 | スリッチーズリフィルは15色 |
三菱鉛筆 スタイルフィット、ゼブラ サラサセレクト、ぺんてる アイプラスともホルダーとリフィルを組み合わせて、自分にあったペンが作れるというモノです。
ホルダーは、3色、5色タイプがありますが、3つとも、プラスチック製で、大人が使うにはちょっと、、、というペンになってしまいます。
カラフルな展開で、どれもメインターゲットは学生でしょう。
別々のメーカーですが、3つとも、ドクターグリップ4+1で使用可能です。
三菱鉛筆 スタイルフィット
スタイルフィットのホルダーには3色・5色タイプのほか単色もあり、リフィルは、ゲルインクボールペン、油性ボールペン、シャープから選べます。
・ゲルインクボール
0.28mm,0.38mm,0.5mmの各ボール径に16色のインク色をラインナップ。水性顔料ゲルインク「ユニボール シグノ」インク
・油性ボールペン
0.5mm,0.7mm,1.0mmの各ボール径の「ジェットストリーム」インク。インク色は黒・赤・青のみ。
↑の画像は三菱鉛筆のサイトより引用させていただきました。
それにしても、ゲルインクはめちゃくちゃ多色展開なのに、なぜか油性(ジェットストリーム)インクは、3色のみ。
なぜ緑はないのか? めっちゃ中途半端感。
ジェットストリーム 4&1は緑もあるので、当然緑のジェットストリームリフィルが搭載されています。
同じ三菱鉛筆のスタイルフィットは5色ホルダーもあるので、当然シャープペンで1本使えば、残りは4色で、4色となれば4色目は当然緑でしょ!? と思いますが、なぜか油性の緑は無し。
緑を使いたければ、ゲルインク使ってね! ってことなのでしょう。
ボールペンは、ジェットストリームに限る! という人はスタイルフィットのジェットストリームを使いましょう。
スタイルフィットのジェットストリームだと、ボール径1.0mmもあるので、より滑らかに太い文字を書きたいなら、ジェットストリーム1.0mmはおすすめです。
ゲルインクは、ボール径、色とも種類豊富です。
ゲルインクだと、ブルーブラックやオレンジという選択もありますよね。
ゼブラ サラサセレクト
↑の画像はゼブラのサイトより引用させていただきました。
ジェルインクで、インク色は全28色、ボール径は0.3、0.4、0.5mmの展開。
とりあえず、手元にあったのは、こんな感じでした。
人気のあるサラサ、選択肢がめちゃくちゃ広がります。
ぺんてる アイプラス
↑の画像はぺんてるのサイトより引用させていただきました。
油性インクは、3色、ボール径0.5mmのビクーニャリフィル。
油性インクの中では、ジェットストリームとアクロインキに押されている感はありますが、ビクーニャも書きやすいです。ビクーニャは、黒・赤・青の3色しかないこともあって、今回は比べていません。
ゲルインキはスリッチーズリフィルとエナージェルリフィルがあって、スリッチーズリフィルは、全15色で0.3、0.4、0.5mmボール径から、エナージェルリフィルは、黒・赤・青の3色でボール径は0.5mmのみ。黒・赤・青は同じゲルインキで、スリッチーズとエナージェルのリフィルがあり、どっちも発色良くて、書きやすいです。
ただ、同じ青や赤で、書き心地、色を比べても僕には違いが分かりません(^^;)
個人的には、エナージェルのインクは、単色ペンでもよく使っていて、書き心地も書いた文字も大好きです。
ぺんてるのアイプラスのリフィルには、お尻にプラスチック部品(↓の画像の青の四角)が刺さっています。
ドクターグリップ4+1で使うなら、このプラスチック部品を抜き取ります。
これが細くて指で摘まみにくく、結構しっかりとハマっているので手で引き抜くのは難しいんですが、ラジオペンチ使うと、簡単に抜けます。
特に切断したりせず、この色のついた部品を抜き取るだけで使用可能です。
▼ドクターグリップ4+1で使うとこんな感じ。
ドクターグリップ4+1の口金は丸くぷっくりしているので、ニードルチップのアイプラスリフィルだと、なんとなく見た目は頼りなげに見えますが、問題なく書けます。
書き比べ
赤・青・緑を書き比べてみました。
赤
青
サラサセレクトの青は、油性の青とよく似た色合いなので、明るめが好みならコバルトブルーのほうがおすすめかなと思います。
サラサセレクトのコバルトブルーとスタイルフィットの青がよく似た色合い。
ぺんてるのエナージェルとスリッチーズも良く似た色です。
緑
サラサセレクトのブルーグリーンは、緑系のところに書いてしまいましたが、色は水色って感じですね。
写真だとわかりづらいんですが、やはり黒以外は油性とゲルで全然発色が違います。
発色も書き心地も、それぞれの好み次第ですが、発色の良さを求めるなら、油性インクだとゲルインクにかないませんよね。
スタイルフィットとサラサセレクトは、書き心地もインクの色もよく似てるんじゃないかなと思いますが、個人的にはスタイルフィットの方が書き心地はいいかなと思います。
書き心地で一番好きなのは、エナージェルです。
エナージェルは0.5mmのニードルチップでも滑らかな書き心地ですよね。
まとめ
アクロインキは滑らか油性インクで書き心地には文句ありません。
ただ、発色の良さはゲルインクの圧勝です。
書いた文字がはっきりした色合いで濃ければ、書いているときも気持ち良く、思考も深まります。
また、記憶も深まることを実感しています。
特に色分けしたい人には、やっぱりゲルインクはおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
こういうのは、あくまで自己責任というところですが、特に問題なく使用できます。
▼ジェットストリーム4&1リフィルの互換性も確認しました。
▼多機能ペンのグリップカスタマイズについての記事