大人色ドクターグリップ4+1 レビュー! 通常モデルと比較しました。ジェットストリーム4&1とも比較してみました!
パイロットの多機能ペンはたくさんあるけれど、その中でも一番カラー展開豊富なドクターグリップ4+1。
ビジネスシーンになじむアッシュメタルカラー4色と、ブラックを加えた計5色が新登場とのことで、買ってみました。
以前から販売されているブラックとの比較、またライバル「ジェットストリーム」多機能ペンとも比較しました。
使い勝手よく、比較的安価な多機能ペンが欲しいけど、安い多機能ペンはデザインがチープだと不満を感じている方にぴったりの落ち着いた色合いの多機能ペンです。
大人色ドクターグリップ!アッシュメタルカラーシリーズ
何度見ても「大人気」と見間違えてしまいます。
販売されて間もないですが、なんとなく大人気だと刷り込まれてきました(笑)
アッシュメタルカラーの
・アッシュメタルボルドー
・アッシュメタルブラウン
・アッシュメタルオリーブ
・アッシュメタルネイビー と
・ブラック の計5色。
↑ 画像はパイロット ホームページより
今回購入したのは、
アッシュメタルネイビーとブラックです。
どちらもとても美しいです。
ブラックはほとんどの部分が黒色、アッシュメタルカラーの4色は、クリップと口金がシルバーとなっています。
仕様
基本的にカラー以外は従来品と同じ仕様。
・最大径 14.1mm、長さ 148mm
・重さ26.3~26.5g程度
・スライドレバー式
スライドレバー式で、太めの一般的な多機能ペンです。
デザイン比較
「通常ブラック」と「大人色ブラック」との比較
以前からのブラックの型番は、BKHDF1SFN-B
新発売のブラックの型番は、 BKHDF1SEF-B
ややこしいですね。
新発売のブラックは「アッシュメタルカラーシリーズ」と同時発売で、パイロットさんのホームページには同じところに並んでいますが、アッシュメタルカラーではなく、他のグレー等とも同じシリーズとして記載されています。
とりあえず、ここでは「通常ブラック」と「大人色ブラック」と記載します。
画像の通り、3か所の色が異なっています。
スライドレバー部分は、アッシュメタルカラーシリーズは4色のレバーすべて従来品より少しダークになっています。
新しいほうの赤は、ボルドーのような色合いですね。
多機能ペンは基本的にカラフルなモノが多いので、この大人色は良いです。
パイロットのホームページに
“胸ポケットに入れても落ち着いた印象になるよう、スライドレバーの色を従来品より濃くしました”
と書かれているので、入れてみました。
大した違いではないように見えますが、こういうちょっとした違いを楽しめるのが大人です。
あと「大人色ブラック」は全体的にブラックな仕上げです。
ついでにグリップの上下のシルバー部分も黒くすれば、オールブラックなのに、という気がしますが。
グリップと口金部分は新旧同じだと思います。
ジェットストリーム多機能ペンとの比較
同じボールペン4色+シャープペンを搭載した三菱鉛筆の多機能ペン「ジェットストリーム4&1 0.5」は、直径13.7mm、全長148.8mmとなっています。
長さや太さは、見た感じだとほとんど同じ。
ドクターグリップは少しグリップがくぼんだ形状なので、体感的には「ドクターグリップ4+1」のほうがグリップは若干細く感じます。
「ジェットストリーム4&1 0.5」の重量は23.6gなので、「ドクターグリップ4+1」のほうが3gほど重い。
天冠部分やスライドレバー部分にもデザイン性の違いが出ていますね。
全体の大きさは同じくらいなので、リフィルの互換性があれば嬉しいんですが、残念ながら長さがだいぶ違います。
でも、ドクターグリップ4+1は三菱鉛筆スタイルフィットリフィルと互換性があるため、黒・赤・青はジェットストリームにすることも可能です。
詳しくは、別の記事に書いています。
リフィル
アッシュメタルカラーシリーズのボールペン初期搭載リフィルはアクロインキ0.5mm。
「ドクターグリップ4+1」は、カラーラインアップ毎に0.3mm、0.5mm、0.7mmと異なるボール径が搭載されています。
ボール径の入れ替えは可能。
3つのボール径ともに4色とも用意されているので、全色同じ太さに合わせられます。
パイロットホームページ替え芯一覧
ジェットストリームはどの色も暗めの色合いに対し、アクロインキは明るめの色合いです。
上で比較した2つのブラックは、シャープペンはどちらも共通の0.5mm芯。
別のカラーシリーズではシャープペンが0.3mmのモノもあります。
持ちやすさ
ドクターグリップはたいていの人が触ったことがあるでしょうから、いまさら説明するようなことではないですが。
ドクターグリップにはソフトグリップもありますが、こちらは固めのグリップ。
ラバーグリップのデメリットしては、ドクターグリップに限らずラバーグリップは埃が付きやすいこと。
そもそも個人的にはラバーの手触りはあまり好きではないんですが、仕方ないです。
書き心地
滑らかアクロインキ。多機能ペンとはいえ、さすがパイロット。グラつきも感じず書けます。
ただ、滑らかさを味わうには、ボール径0.5mm以下ではなく、0.7mmが滑らかで書きやすい。
あくまで個人的な意見ですが、細い字を書きたいということは除けて滑らかさを比べると多くの人がそう感じると思います。
もちろんシャープペンも問題ない書き心地。
多機能ペンのシャープペンのデメリットとしては、シャー芯の補充をするときに、上から入れられないこと。
天冠部分のキャップを外すと、消しゴムはついているけど、消しゴムの中はふさがっています。
グリップ部分を外して、中に芯を入れる必要があります。
シャーペンを毎日ガシガシ使用する人にはもちろんシャープペン単体のほうが使いやすいけど、書き心地は多機能ペンのシャープペンとしては十分。
まとめ
シンプルなスライドレバー仕様で書き心地の良い油性アクロインキ搭載の多機能ペン。
とても使いやすくて、これ1本あればほとんどの場面で十分なペンです。
それをお気に入りのカラーデザインにしておけば、本当に満足感高くなります。
大人色アッシュメタルカラーシリーズ、とても良い色合いです。
▼とても気に入っているグリップのカスタマイズ
▼グリップのカスタマイズの詳細は、こちらの記事に書いています。
▼他社製リフィルとの互換性について確認する記事はこちら
▼ライバル? のジェットストリーム4&1 フルブラックの記事も書いています。