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ジェットストリーム4&1(多機能ペン)のカスタマイズ。木製グリップ等いろいろ試した結果、レザーグリップが最高だった!!

ジェットストリーム4&1(多機能ペン)のカスタマイズ。木製グリップ等いろいろ試した結果、レザーグリップが最高だった!!

ジェットストリーム4&1は、一番売れている多機能ペンです。
多くの人が持ったことがあると思います。

4色のボールペンとシャープペンを搭載していて、スライドレバーで使い勝手に不満はないですが、
「ラバーグリップは埃がつきやすいのが不満」
「リフィルはジェットストリームで滑らかだけど、太くて書きにくい」
等、思ったりしたことありませんか?

僕はそういう不満はありつつも使いやすいので、使っていました。

それでも、「見た目の良さと書きやすさを兼ね備えたペンにならないか?」
といろいろ試した末にたどり着いた結論は、レザーグリップが最高だということ。

本記事を読んでもらえると、同じような不満を持っている人や革好きな人は、最適解にたどり着けます。
また、革に興味がなくても、ジェットストリーム4&1の見た目や書き心地をよくしたいと思っている人にも参考になると思います。

ジェットストリーム4&1 公式カスタマイズ

ジェットストリーム4&1(多機能ペン)は、三菱鉛筆公式でカスタマイズが可能です。

キャップとグリップをパーツカスタマイズすると、自分だけのオリジナルジェットストリームを作れるとして、実際にサイト上で色合いを確認できます。

これだけでも、2,000通りを超えるカスタマイズパターンを体験できるとのこと。

ネットではパーツの購入はできませんが、大きな文具店に行くと、↓のようにパーツごとに購入できます。

三菱鉛筆の他の多機能ペンとのカスタマイズ

カスタマイズ品として売られているパーツ以外にも三菱鉛筆純正品で、より多くのパターンのカスタマイズが可能です。
というのも、ジェットストリーム4&1は、たくさんのカラーバリエーションがありますが、その他にもフルブラックやメタルエディションもあります。

ジェットストリーム4&1以外にも、グリップが木製のピュアモルトという製品もあります。
ピュアモルトの通常バージョンは軸がブラックですが、限定色として数量限定品が販売されることもあります。

また、ピュアモルトはオーク材ですが、他の木材をグリップに使用した製品も販売されています。

これらは、すべて互換性があるので、グリップと軸、キャップを入れ替えることが可能です。

例えば、通常のジェットストリーム4&1の口金部分は軸色に関わらずシルバーですが、4&1フルブラックは口金も黒色です。

▼この入れ替えだけでも雰囲気が変わります。

▼ピュアモルトは木製なので、見た目だけじゃなくグリップの素材そのものを変更できます。

▼メタルエディションは、ローレット加工が施されたグリップです。

これも入れ替え可能です。
軸の色とグリップの色は同じなので、そのまま使ったほうがデザインに統一感がありますが、滑りにくいラバーグリップに交換することもできます。

純正品だけでもカスタマイズパターンは試しきれないほどあります。

三菱鉛筆純正品以外のグリップ

ジェットストリーム4&1は、三菱鉛筆からも上のようにいくつかのバージョンが出ていますが、ハンドメイド作品としてminne(ミンネ)やCreema(クリーマ)からもグリップのカスタマイズ作品が販売されています。

例えば、三菱鉛筆純正品で使用されている木とは別の種類の木材を使ったカスタマイズ作品、様々な模様が楽しめるアクリルやポリレジンのプラスチック素材のグリップへのカスタマイズ作品もたくさんあります。

そんな中、愛用しているのがレザーグリップです。

前回、エナージェルのレザーグリップ化の記事で紹介させていただいた作品と同じで、歯科医をされている「でんでんむし」さんと言う方が出品されている作品です。

レザーグリップの選び方

ぺんてる エナージェル改やトンボ モノグラフライト改と同じように、色や縫製方法を選択して購入できます。

多機能ペン本体とレザーグリップを合わせて購入することも可能だし、自分がすでに持っている多機能ペンを送り、レザーグリップ化して返送してもらうことも可能です。

ペンの種類、革・糸の色、縫製方法を選択して購入します。
ジェットストリーム4&1以外にも、ドクターグリップ4+1やクリップオンマルチのレザーグリップも販売されています。

特徴的なのは、革の縫製方法(縫い方)です。
ベースボールステッチとサドルステッチを選択できます。

サドルステッチで仕上げられた作品は、縫い合わせたところが出っ張った形状ですが、ベースボールステッチは名称通り野球ボールの縫い方で普通の形状のグリップです。

グリップの素材による比較

素材ごとに思うメリット・デメリットを挙げてみました。

ラバーグリップ

メリット

・ラバーは滑りにくく、ホールド力は問題ない

デメリット

・埃が付きやすい
・劣化しやすい

木製グリップ


木製グリップのファンは多いですよね。

メリット

・木の質感がいい。
・いろんな種類の木があり、特別な1本にカスタマイズも可能
・ラバーグリップのように埃が付かない

僕もピュアモルトの見た目は好きです。
使いこんでいくと、テカリが出てきて経年変化も楽しめます。

デメリット

・木材なので、ささくれができたり、落とすと割れたりする可能性もないとは言えない
・使い始めや人によって、また木の種類によっては滑りやすい
・太過ぎると感じる人には木製グリップに変更しても解決できない

どちらかというと、太く感じる場合は柔らかい素材の方が書きやすいと思います。
例えば、ピュアモルトはブラックも限定品も軸の色合い等良いものが多く、ラバーグリップが好きな人は敢えてピュアモルトの軸にラバーグリップを合わせる選択もありかなと思います。


ちなみに4&1フルブラックとピュアモルトだけは、口金部分が黒色なんですが、少しだけ形状が違います。

ピュアモルトの口金はそのままで、グリップ部分だけを変更したい場合は、彫刻刀を使えば、結構簡単に剥がせます。


剥がした後に、ラバーグリップに付け替えることも可能です。
ジェットストリーム4&1やピュアモルト ジェットストリームインサイドは口金は外せない仕様になっていますが、ラバーグリップは素人でも簡単に着脱できます。

そこまでする必要性は感じにくいですが、ピュアモルトの口金は途中で段差がなく、ラバーも黒なので一体感があります。

グリップを変えてしまうと、ピュアモルトじゃなくなってしまいますが、軸のピュアモルトという印字だけは残ります(笑)

ピュアモルトの限定軸色は、「ピュアモルト」シリーズの中でもデザインの細部までこだわった上位バージョンとして販売されるものもありますからね。

クリップ部分とかも通常のジェットストリーム4&1よりもいい感じだったりします。

▼2021年 秋冬限定色

▼2022年 秋冬限定色

通常のピュアモルトプレミアム 4&1 ブラックと比べても、クリップがテカリのないマット仕上げだったり、PURE MALTの文字色が違ったりという違いがあり、また毎回コンセプトもあっていい感じです。

メタルエディションのグリップ

メリット

・デザイン性に優れている
・ラバーグリップのように埃が付かない
・グリップの他、キャップの部分も他の4&1とだいぶ異なる形状で特長的なデザイン


グリップの比較をしているのにキャップはどうでもいいかもしれませんが、メタルエディションはこのキャップも、グリップ同様にプラスチックじゃなくアルミです。
このキャップだけ他の軸と入れ替えることもできます。
キャップは滑るとか関係ないしキレイです(笑)

デメリット

・ローレット加工のグリップだけど滑りやすい

これは個人的に感じていることですが、ホールド感がとても弱いです。
横方向への溝が少なく縦方向メインのローレットなので、縦滑りしやすいです。
この縦のローレットが、デザイン的にとてもいいんですけどね。

レザーグリップ

メリット

・革なのでホールド力抜群
・ラバーグリップのように埃が付かない
・レザーの見た目と質感がいい
・革と糸の色を変えることで、自分好みのペンにカスタマイズできる
・革好きの人には革というだけで良い

何といっても、革のホールド感は素晴らしいです。
ラバー素材もホールド力はありますが、触り心地は革の方がはるかにいいですよね。
これは好みかもしれませんが。

ベースボールステッチはステッチ部分がペン全体のデザインのアクセントになって、見た目も素晴らしいです。
それにベースボールステッチは、見た目だけじゃなくてステッチ部分の触り心地も良いです。

僕は黒が好きなので、ほとんどブラックの革でオーダーさせていただいていますが、革の色もたくさん用意してくれているので、好みに合わせてオーダーできるのもいいところです。
軸の色に合わせるのもいいし、違う色にするのもいいです。

デメリット

・軸の太さに合わせて革を薄くしているので、革だけどイメージほど柔らかくない
・サドルステッチにしてもらうと、多機能ペンなので使うペンに合わせて人差し指と親指で挟めるように縫い目を回して位置合わせをしないといけない。

一つ目のデメリットは、デメリットとは言えませんが、ペン本体と同じ太さになるように革の厚みを調整して薄くしてくれているので、前の記事で紹介したペン全体を革で巻いたエナージェル改ほど柔らかい持ち心地ではありません。
そういっても、木やアルミより当然柔らかいし、ラバーグリップよりも柔らかいです。
あくまで、前回記事で紹介したエナージェル改等と比較してのことです。

2つ目のサドルステッチは縫製部分が出っ張っているので、使用するペンを切り変えるたびに革グリップを回して縫い目の位置合わせをしないと書きにくいんですよね(^^;)

サドルステッチだと少し手間がかかるうえ、デザイン的にもベースボールステッチの方がおしゃれだとも思います。

にもかかわらず、個人的にはサドルステッチの方が好きです。

と言うのも、もともとスライドレバー式の多機能ペンはどれも太くて書きにくいと思っています。
使い勝手はいいので、書きにくさは我慢していましたが、自分に合わないと感じる太さのペンはやっばり書いていると気になります。

でも、このサドルステッチのレザーグリップにすると、人差し指と親指で摘まんで持つようになるため、実感としてグリップ径よりも細く感じるんです。

初めての形状のグリップだったので、最初は不思議な感覚でした。
でも、使っているとしっくりくるようになりました。

それと多機能ペンって複数のリフィルが1つの軸の中に納まっていて、そのうちの1つのペン先が繰り出される仕様なので、どうしても出てくるときにペン先が曲がって出てきます。
すると、リフィルが上にある状態だとペン先は下向きになり、逆にリフィルが下にある状態だとペン先は上向きになっています。

書きたい色のスライドレバーを上側にして持つと、わずかにペン先が下を向いているんですよね。
でも、この違いが書きやすさに結構大きく影響します。

以前はどの色を使うときもクリップ部分が上向きの状態で書いていたんですが、そうすると緑や青を使うときにはリフィルが下にある状態です。
その状態だとペン先が上を向いているので、いくらジェットストリームと言えども書きにくくなります。

なので、使うペンを変えるたびにスライドレバーで変更しながら、グリップを回しています。
ペンを変えるのと同時に行っているので、それほど手間に感じません。
それよりも書いているときに、書きやすい方がいいです。

持つペン自体を変えるよりも、ずっと簡単ですしね。

メンテナンス

ラバーグリップのペンを手間かけてメンテナンスしている人はあまりいないと思います。
埃が酷い場合に、拭く程度ですよね。

メタルエディションのグリップはアルミ素材で、ラバーグリップのように埃が目立つようなことはないので、メンテナンスの必要性は感じません。

気になるのは、木製グリップやレザーグリップですよね。
文房具好きでもない限り、そんなに手間をかけてメンテナンスしたりしないはずですよね。

木は乾燥すると割れたりする恐れがありますが、製品になった後は反りや割れが入ったりすることは少ないと思います。
僕は木製のペンはあまり使わないし、特に何もしていませんが、それでも定期的にオイルを塗ってあげるのがベターのようです。

革製品はクリームを塗ったりする手入れが必要と言われますが、手で触っているだけで適度に手の皮脂が付きます。
ボールペンなので、当然日々触ることになります。

なので、レザーグリップは手で触って使用しているだけで、メンテナンスしていることになります。

サドルステッチの方は、トコノールという床面・コバ仕上剤が塗布されています。
無色なのでグローブレザーの白い部分が見えていますが、コバ処理も丁寧にしてくれているので、革だけど基本的には特にメンテナンス不要です。

まとめ

いろんなグリップを試してみて、個人的にはレザーグリップに勝るグリップはないとの結論に至っています。
革好きの人はもちろん、それほど革に興味がない人にも是非一度試してほしい。
ほんとにいいですよ。
価格も高くなく、コスパ抜群です。

革やステッチの色も自分好みに選べるし、上で試しているように、メタルエディションやピュアモルトの軸に合わせるようなこともできます。

レザーグリップの抜群の書き心地と自分好みのデザインの多機能ペンにカスタマイズできると嬉しいし、使いたくなります。

▼多機能ペンとレザーグリップを合わせて購入したい場合

▼すでに所有しているペンをレザーグリップ化してもらいたい場合

▼ジェットストリーム4&1の比較記事

▼ジェットストリーム4&1の他社製リフィルとの互換性について確認している記事

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よっしー
アラフォーサラリーマン。
人生100年時代を迎え、今後のライフデザイン、ワークススタイルをどうするか。
自分らしいネクストステージを模索中。

最近は珈琲と文房具にハマってます。

スタバ好きだけど、スタバのコーヒーは深煎り過ぎて苦手。
スタバでいつも頼むのはカフェアメリカーノ。
パンを焼くと高確率で真っ黒にします。

フリック入力も苦手ではないですが、キーボード入力が好きです。
このブログは親指シフトで書いています。

ブログタイトルは「木が3つで森になるブログ」、
1記事書くごとに、1本ずつ木を植えていくイメージをしています。
そうして、どんどん植樹して、森のようにブログも自分自身も豊かに成長していくことを目指しています。

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