ジェットストリーム 4&1 通常ブラックとフルブラック、メタルエディションフルブラック、ピュアモルト、ドクターグリップ4+1のブラックを比較!
多機能ペンでも定番といえば、ジェットストリーム4&1。
もともと通常のブラックを持っているんですが、黒が好きなのでフルブラック、そしてメタルエディションのフルブラックを購入したので比べてみました。
また、パイロットのドクターグリップ4+1のブラックとも比較していますので、ブラック好きの方は参考にしてみてください。
ただただ、黒が好き。そんな人には最高です。
仕様
・軸径13.7mm、長さ 148.8mm
・重さ フルブラック 23.6 g
メタルエディションフルブラック 20.6g
・スライドレバー式
どっちも軽いけど、メタルエディションの方がより軽い。
フルブラック、メタルエディション フルブラックともスライドレバー式のオーソドックスな多機能ペン。
ボールペン4色とシャープペンシルの5機能のペン。
シャープペンシル機能もあるので、天冠のキャップを外すと、消しゴム付き。
ただし、多機能ペンなので、ここにシャープペンの替え芯は入れられず、ボールペンのリフィルと同じようにグリップを外して補充する仕様。
デザイン比較
「ブラック」と「フルブラック」の比較
普通のブラックは、クリップ、グリップの開閉部、口金等はシルバーですが、フルブラックは名称の通り真っ黒。
名称に偽りなしです。
「フルブラック」と「メタルエディション フルブラック」の比較
メタルエディションは、三菱鉛筆によると「先軸と消しゴムキャップにアルミ素材を採用! 洗練されたデザイン性、使いやすさがアップ」とのこと。
そのメタルエディションにもフルブラックが2022年に発売されました。
大きな違いは、グリップが通常のラバーグリップではなく、ローレットグリップ。
めちゃくちゃカッコイイですね。
多機能ペンにありがちなずんぐりむっくりした雰囲気は感じられず、スライドレバー式なのでどうしても太いですが、引き締まった雰囲気すら感じさせます。
真っ黒で、スタイリッシュ!
洗練されたデザイン性、ということには納得です。
にもかかわらず、めっちゃ書きにくい。
太くて硬いグリップって、最悪ですね。
その上、ローレットグリップなのに滑りやすい。
良いのは、デザインと埃が付かないということ。
といっても、「書きやすいし、滑らない」と言ってるYouTuberもいらっしゃったので、人に寄るのでしょう。
その他のデザインの違いとしては、クリップと天冠の消しゴムキャップ。
クリップは、フルブラックがテカリのある黒に対し、メタルエディションのクリップはマットな艶無しのブラック。
個人的には、テカリのないマットなほうが好みです。
消しゴムキャップも、時計の竜頭のようなメタルエディションの方が、センスがいいです。
デザインだけは、メタルエディションのフルブラックが一番なんですが、肝心の書き心地の悪さが残念です。
ですが、この2種類のペン、上下のパーツで取り換えができます。
上下を入れ替えると、メタルエディションのカッコイイ上部に、通常のラバーグリップの下部になります。
メタルエディションの一番の特徴のローレットグリップでなくなってしまいますが、使っているときにひっそりとクリップとキャップの違いを楽しめます(笑)
ちなみに消しゴムキャップも互換性ありました。
ピュアモルト4&1との互換性
さらに素晴らしいのは、ピュアモルト4&1とも相互互換性があるということ。
▼入れ替え例
消しゴムキャップもそれぞれ違う形状で相互に付け替えできるので、この黒の3本だけでも27通りの組み合わせが可能。
もちろんリフィルも同じです。
「パイロット ドクターグリップ4+1」と「ジェットストリーム フルブラック」の比較
ドクターグリップ4+1の大人色ブラックとの比較です。
▼パイロット 大人色ドクターグリップ4+1については、こちらで記事を書いています。
ドクターグリップ4+1は一部シルバーの部分がありますが、ジェットストリーム4&1フルブラックは上で書いた通り真っ黒。
ドクターグリップ4+1のクリップはマットな仕上げですが、ジェットストリーム4&1のクリップは、光沢のあるブラックとなっています。
この製品に限らず、ドクターグリップはグリップに少しくびれがありますが、ジェットストリーム4&1はストレートな形状のグリップ。
スライドレバー部分は、ジェットストリームのほうがデザイン性が高いと思います。
口金の形状もだいぶ違います。
リフィル
フルブラック、メタルエディションフルブラックとも初期搭載リフィルはジェットストリーム0.5mm。
ボール径0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mmのリフィルと交換可能。
カラーは黒・赤・青・緑ですが、緑だけは1.0mmのリフィルは無く、0.38mm、0.5mm、0.7mmの3種類。
シャープペンは0.5mm芯。
持ちやすさ
フルブラックは、通常モデルと同じラバー製。
握ったときの感覚はドクターグリップ4+1より硬めで反発力強めの感触。
ドクターグリップはグリップが少しくぼんでいて握りやすい。
持ちやすさだと、ドクターグリップ4+1のほうがしっくりくるし、長時間使ったときも疲れにくい。
そして、ラバーグリップ全般の欠点としては埃が付きやすい。
まったく違うペンではあるけれど、オート セルサス等はラバーグリップだけど、キャップ式なので使用していないときに埃が付かないというメリットがある。
メタルエディションのグリップはアルミ素材。
上でも書きましたが、個人的にはめちゃくちゃ持ちにくい。
書き心地
低粘度油性インクのジェットストリーム。
多機能ペンとはいえグラつきも感じず書けます。
初期搭載リフィルは0.5mm芯。
個人的には、0.5㎜よりも0.7mmの方が書きやすいです。
小さい字を書くとき以外は、より滑らかなボール径で書きたいです。
シャープペンも問題ない書き心地。
ドクターグリップ4+1との比較
4色ともジェットストリームのほうが濃く、暗めの色合い。
個人的にはアクロインキの色合いのほうが好みだけど、書き味は、どちらも甲乙つけがたい。
まとめ
ジェットストリーム4&1は、ドクターグリップ4+1よりも使っている人をよく見かけます。
個人的にはドクターグリップ4+1のほうがトータルで好みですが、このジェットストリーム4&1フルブラックとメタルエディション フルブラックはすべてが黒というところがいいですね。
ただただ、真っ黒というところに惹かれます。
特にメタルエディション フルブラックは書き心地の悪さはさておき、見た目が最高です。
最初にも言いましたが、とにかく黒がいい!!
という人には最高です。
おしゃれな多機能ペンって少ないですからね。
ピュアモルトも合わせて、グリップの好みや気分でいろいろ楽しめますよ。
▼ジェットストリーム4&1の他社製リフィルとの互換性について確認している記事
▼ジェットストリーム4&1のカスタマイズについての記事