ストレングス・ファインダーのセミナーを受講してきました
2016年5月28日
ストレングス・ファインダーコーチ はなわ ひであきさんのセミナーに参加してきました。
今回で3回目です。
僕は『内省』という資質が1番の資質です。
この資質はずっと頭のなかでグルグル何かを考えているという資質です。
にもかかわらず、自分の内面を深く見つめることが好きじゃありませんでした。
自分自身とほんとうに向き合うことを避けてきました。
きっと恐れていたんだと思います。
真剣に自分自身のことを考えて、自分には価値がないのではないかと打ちのめされることを
社会的に自分が生きている意味がないんじゃないかということを
だから、これまで深く考えないようにして,なんとなく生きてきたんだと思います。
そんな僕だったんですが,今,自分のことを学び,悩んでいます。
何か自分にできることはないだろうかともやもやしています。
参加した方から
「きっと今、家族や仕事に問題がないから、自分のことをそんなに考えられるんですよ。」
と言われました。
確かにそうです。
30歳くらいから数年間、激しい頭痛をはじめ、体調不良に悩んできました。
それが、比較的落ち着き、そして今、仕事も結構順調です。
子供も元気に育っています。
そんなときだからこそ、ふと考えるようになったのです。
自分は、今の延長でこのまま人生を進めていいのだろうか
人生に大きな目的もないまま生きて、後悔しないか
もやもやして焦りと不安が顔を出します。
だからこそ今すぐ1人でやっていける力を求めていました。
ストレングス・ファインダーにも起業向きの資質を求めていたのです。
別の参加者で同じように『慎重さ』の資質をもっていて起業されている方から
「『慎重さ』という資質がいつも邪魔をする。だから、出さないようにしている」
という話を伺いました。
僕がその方に感じていたイメージとかけ離れていて驚きました。
当たり前ですが,独立開業しているということは自分で自分の責任を100%負っています。
毎月働いていれば勝手に収入が入るサラリーマンの想像すらできない悩み,苦しみがあるのです。
僕は会社員です。
毎日,不満に満ちた日々を送り,不公平さや失望,憤りを感じることも多いですが,やはりサラリーマンは起業家と比べると,本当に気楽で幸せで安心安全な身分です。
会社が倒産するというリスクはあるものの,僕自身クビになるという不安はなく,明日も明後日も売上,入金がないかもしれないと思い悩むこともありません。
自分が稼ぐという意識が本当に低い,もしくはない,というサラリーマンは多いですよね。直接稼ぐ感覚を得られない部署で勤務していれば尚更です。
もちろん,誰しもが独立起業に向いているわけではありません。
サラリーマンより起業家の方が立派だというわけでもありません。
組織の中でこそ強みを発揮できる人もいるし,組織の中でこそ叶う目的,目標もあります。
ストレングス・ファインダーの資質はみんな違う。
その違いとは,同じ結果に至るとしても,その原動力の違い,何を武器にその結果に至るかの違い。
それが人それぞれの資質の違いなんだと学びました。
ただ,やっぱり資質により向き不向きは当然あります。
ストレングス・ファインダーの資質でみれば,僕は全然起業向きではありません。
もちろん,何をするかにもよりますが。
ただ,今思うのは,人生を悔いなく生きたい!
自分が死ぬ時に心の底から,いい人生だったと振り返りたいのです。
いろいろ悩んで結局,やっぱり僕は今の仕事が好きで,この組織を大きくすることが僕の使命だと感じて,仕事ができるならそれでいいのです。
同じことをするにしてもどう思ってするか
それって大きく結果を左右しますよね。
心から望んでいて,なおかつ得意なことを仕事にしている。
その先に自分の夢,目的がある。
そういう道を歩みたい。
人はこういう時,
「もっと早くから考えていればよかった!」
「遅すぎる!」
となりますが,今このタイミングだからこそ僕はこういうことを考えるようになったんだなと思います。
最近どなたかの名言で,
「遅すぎた!」と思った時が,その人にとって一番早いタイミング
だというのを聞きました。
まさしくその通りです。
ストレングス・ファインダーは僕にとって自分と向き合うツールです。
それで全てが解決するわけではありませんが,自分自身と向き合い,自分のことを知り,資質を強みにする。
そのきっかけを与えてくれたストレングス・ファインダーと
ひであきさんに本当に感謝です。
そして,一緒に参加される方々がいてこその学び・気づきだと改めて感じました。
ようやくスタートラインに立てた。
そんな気分です。