「庭のホテル 東京」宿泊レビュー:ホテルと旅館のいいとこどりをしたようなホテルで、上質な空間を味わえる!
名前が目に留まって、気になっていたホテル。
旅館の雰囲気を合わせもった、不思議だけど、 なんとなく初体験を感じられる、とっても居心地がいいホテルでした。
アクセス
最寄駅は、水道橋駅と神保町駅。
東京ドームや日本武道館の近く。
この日は、ちょっと神田川沿いを歩いてみたくなって、御茶ノ水駅から歩いてみた。
と言っても、真っ暗でしたけどね(笑)
エントランス
緑あふれる品のある佇まい。
ゲストを迎えるための雰囲気作りがとてもいい。
雨に濡れる石畳風のアプローチが、いい雰囲気を出している。
▼ 朝の風景
ロゴ
石畳といえば、こちらのホテルのロゴが、石畳っぽい。
タオル等にも刺繍されているロゴ。
江戸時代の路地をイメージしているらしい。
多分、庭って書いてあるんだと思うけれど、エントランスのデザインにもマッチしている感じでいい。
ロビー
ロビーからも外の緑が見えて、落ち着いた雰囲気。
それほど大きなホテルではないが、天井が高く外への広がりもあり、実際よりも広く感じられる。
この大きいのは、行灯?
とても印象的で、存在感を放っている。
絨毯も含め、細部までデザインへのこだわりを感じさせる。
▼ 朝の風景
通路
通路も全体的に落ち着いた雰囲気で、すごく静かな空間。
柔らかい絨毯が敷かれたホテルは多いが、雰囲気も合わさって静寂さを感じられる。
部屋
今回泊まったのは、スタンダードセミダブルの部屋。
部屋の中も和の質感で、統一されている。
この障子を開けると、どんな空間が広がっているのか?
落ち着いた和室だろうか。
ワクワクして開けると、、、外(笑)
僕が思い浮かべるイメージとしては、書生が書物を読んだりするのにぴったりの机。
味があります。
ただ、椅子は硬い。
僕は硬い椅子に座ると、すぐ肩とか痛くなるのでこれは残念。
やっぱり椅子は柔らかいものに限る。
ただ、ここにチェアを置くと、雰囲気ぶち壊しだから仕方ないといえる。
おけるとしたら、和風のロッキングチェアくらいだろうか。でも、そうすると書き物したりできないな。
ラッセルホブス の電気カフェケトル。
これ、欲しいんですよね。
客室の備品が、こういうちょっとおしゃれで質のいいものだと、なんか高揚する。
急須とかを置いていてもおかしくない雰囲気だけど、そこは機能性を重視させているのかもしれない。
勝手な想像だけど、実用的な配慮が、質のいいホテルの証。
デザインだけじゃなくて、コンセントなんかは当然、きちんと配置されています。
▼ ベッド
このベッド、見た目の雰囲気はもちろんいいけれど、部屋の雰囲気と合わさって上質の眠りに誘ってくれた。
朝食
このホテルは、2箇所の食事処が設けられていて、朝食バイキングは、そのうちの一つで食べられる。
そして、週末限定だが、もう一方の会場で、和定食を選ぶこともできる。
きっと落ち着いた和の雰囲気の中、上品な和定食を食べられるのだろうけど、初めてなのでバイキングを選択。
バイキングは、豊富なメニューが揃っている。
別に、目玉焼きかオムレツを食べるか訊いてくれ、オーダーすれば用意してくれる。
まとめ
なんとなく水道橋の街並みと調和した感じで、このホテルの立地としてはとても合っている。
ホテルで過ごしながら、旅館の雰囲気も味わえる。
ホテルの快適さと旅館の風情を併せ持ったハイブリッドな宿泊施設。
通常のビジネスホテルより若干高めの金額設定だが、その価値は十分ある。
これで、ドーミーインのような和の温泉設備が備わっていれば、完璧なんだけどなぁ。
▼ このホテルの総支配人が書かれた本