簡単にできる完全無欠コーヒー(バターコーヒー)! 普段、ドリップさえしたことなくても美味しくできる作り方!!
前回記事で書いた通り、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』を読んで、毎朝朝食として完全無欠コーヒーを飲むことにしました。
書籍の最後にレシピ集があり、そこに完全無欠コーヒーのレシピも載っています。
完全無欠コーヒー公式レシピ
* アップグレードコーヒー豆で淹れた熱々のコーヒー……2杯
* グラスフェッドの無塩バター……大さじ2杯まで(空腹感により調整)
* ブレインオクタンオイル(C8/MCTオイル)……大さじ2杯まで(空腹感により調整)
1杯なら、バターもオイルも大さじ1杯ずつ。
ちなみにバターコーヒーのレシピは、完全無欠コーヒーのバターの代わりにグラスフェッドではない無塩バターを、オイルの代わりにココナッツオイルを使用することになっています。
狙いは基本的には同じものと認識して良さそうですが、ココナッツの味が強く出そうですね。。
材料
コーヒー
まず、一番大事なものがコーヒーです。
書籍を読むまで全く知らなかったことですが、コーヒーは結構な割合でカビているとのこと。
焙煎してしまうと見た目カビていてもわからないでしょうし、挽いた状態やましてインスタントコーヒーなんかだと肉眼で確認なんてしようもありません。
というわけで、無カビ毒のコーヒーを手に入れることが、完全無欠コーヒーを作る上で最も重要です。
本書では、良いコーヒーを選ぶ「基本ルール」として
あちこちの産地のブレンドより単一の産地のマメにこだわることで、カビ毒の量を低減できる。また、中米産のコーヒーは他地域より毒性が低い傾向がある。
と書かれている。
とりあえず、量の少ないもので試してみることにしました。
Amazonでバターコーヒーと検索すると出てくるんだけど、ブレンドなのになぜバターコーヒー用に売れているのかと思ったけど、これは中米産をメインにブレンドされているので、バターコーヒー用として人気があるみたいですね。レビュー数も小川珈琲の中でこの商品だけ多い。
エルサルバドルの甘い果実のような香りと濃厚な甘みが特徴のブレンドコーヒーです。コスタリカの明るい酸味とコロンビアのミルクチョコレートのような苦味を加え、バランス良く仕上げました。●ブレンド009の由来:ブレンドベースに使用しているエルサルバドルのICO加盟生産国の国番号009から名付けました。
そのまま飲むと、口当たり柔らかく、すっきりした味。
あんまり好みの味ではないけれど、バター入れると、バターの風味が強いので、僕には元々のコーヒーの味はあんまりわからない。
だからコーヒーの好みはあまり大事じゃない。
というわけで、重要なことはカビてなさそうなものを選ぶことだけ。
あとは、コスパですね。
アマゾンには、その名も「カビなしコーヒー」という商品が出ていますが、これは高い。
グラスフェッドバター
グラスフェッドとは、牧草だけで育てられているということ。
(一般的な家畜は、グレインフェッド(トウモロコシや麦などの穀物)で育てられる。)
これはそれほど選択肢はない。
買う前にいくつかググってみたけれど、現段階でグラスフェッドバターとしては、候補は3つほど。
買ったのは、コスパと冷凍庫の容量から、この商品。
MCTオイル
これは、すぐにいくつか見つかります。
そんなに違いなさそうなので、適当に選びました。
調理
同時に注文しても、届くのはバラバラなので、揃うまでが待ち遠しい思いでした。
グラスフェッドバター
購入したバターは冷凍なので、少し切り出して後は冷凍庫に保存します。
冷凍なので、硬いです(笑)
解凍してから、切りましょう。
しばらく、量は結構適当にしてましたが、毎朝使う分を切り分けるのが面倒なので、↓
を買いました。
商品説明の通り、ちゃんと5g。
ただ、このステンレスのワイヤーはそんなに丈夫じゃないので、蓋に注意書きがあるように冷凍庫からはもちろん冷蔵庫から取り出したばかりでもバターは硬いので、常温で放置して柔らかくなってからカットしましょう。
そして、切った後そのまま冷蔵庫に入れておくと、せっかく切ってもひっついてなかなか取れないので、切った時に少しほぐしておくとすぐに1ピースずつ取れるので、忙しい朝のために準備しておくといいです。
MCTオイル
MCTオイルは、量がよくわからないので、計量スプーンを購入した。
これは、楽。
MCTオイルとバターをあらかじめ、マグカップに入れておきます。
フィルター
書籍によると、
コーヒーに含まれている油脂は独特の強力な抗炎症性物質であり、酸化ストレスとDNAのダメージを防ぐ。
とのこと。そして、
フレンチプレスや金製フィルター、エスプレッソマシンなど、金属のフィルターで淹れると、これら貴重なコーヒーオイルが守られ、体内で働いてくれる。
と言います。
なので、ステンレス製のフィルターにした。
ただ、これは紙のフィルターの方が捨てるのが楽なんだけど、消耗品を買わなくていいメリットのほか、比べてみると確かに紙フィルターでは抽出されていないコーヒーオイルが抽出されているのがわかる。
この、コーヒー用計量スプーンがいい感じ。
お湯を注ぎます。
ここで、美味しく飲むために、注ぎ口の細いポットがあればいいところなんだろうけど、とりあえずいつものケトルで。
そのうち、こういうの▼を買ってみたい。
ポットは銅製が冷めにくくていいらしい。
1杯120cc〜150ccのお湯に、コーヒーおよそ10gが目安。
スタバやタリーズのホットコーヒーは
トール 350cc
ショート 240cc
だから、マグカップで飲むなら、それなりにコーヒー豆を消費する。
ミキサー
▼ 混ぜる前はこんな具合。
見た目はあんまりだけど、攪拌させなくても、味はそれほど変わらない。
攪拌させると、きめ細やかで口当たりがまろやかになる。
ただ、味はともかく、溶かし合わせることが大切。
書籍では
バターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになる
とのこと。
ミキサーと言ったり、ブレンダーと言ったり、同じようなものでも商品によって名称が違うので、なんと書けばいいのかよくわからないが、混ぜ合わせるにはしっかりしたブレンダーがいいみたい。
家にもともと普段使われていないブレンダーがあるんだけど、正直毎日洗うのは面倒。
そこで、これを買ってみた。
IKEAのこの製品は安くて、最初に試すにはちょうどいい。
十分、いい感じになる。
攪拌させる時は、注意。
特に電源オンにしてから、コーヒーの海にダイブしてはいけない。
▼ これは絶対にNG
ちょっとした惨事になります。
ただ、1人分作るのに一旦サーバー等に注ぐのは洗い物が増えます。
なるべく楽にするのが継続するコツなので、直接マグカップに入れたい。
そこで、大きめのマグカップに少なめに湯を入れるようにします。
電源オフの状態で一旦コーヒーの中に潜らせ、それからオン。
思いの外、激しく回る。ブレンダーよりも楽しいです(笑)
すぐにクリーミーな状態になります。
もしくは、このマグで蓋をして、混ぜると心配いりません。
これは、保温性にも優れ、重宝します。
まとめ
コーヒーはブラック派だし、バターなんて! とちょっと思っていましたが、意外に飲めます。
とてもバター風味豊か。
ただ、その分、コーヒーの味を楽しみにくいですが。
それにしても、コーヒーは好きでしたが、今まで自分で淹れたりしたことなかったんで、新鮮です。
実際、僕は大さじ1杯の量すら知らないくらい料理したことなかったので(^_^;)
めんどくさいかと思ってたんだけど、案外楽しい。
バターコーヒー以外にも、普通に美味しいコーヒーを淹れて飲みたくなってきました。
バターコーヒー、しばらく、続けられそうです。
これで、身体のパフォーマンスが上がれば言うことないですね。
期待してます。
▼ 別の淹れ方を試してみた記事のはこちら。