自分のどこにフォーカスしていますか?
できる自分とできない自分なら、どっちがいいですか?
何を馬鹿なことを。
できる方がいいに決まっていますよね!
できることとできないこと
知識がある分野と全然知らない分野
あなたは、どっちにフォーカスしてますか?
僕はいっつもできない自分、知らない自分にフォーカスしちゃいます。
そしたら苦しいんですよね。
だって、できないこと、知らないことのほうがはるかに多いから。
器用でなんでも割と得意な人とか
なんでも知ってるような人がいますけど
そうじゃないとしたら、苦手なことにフォーカスしたらしんどいんですよね。
うまくいったとしても
誰かに褒められても
「いや、そんなことない」
「まだまだ全然です」
とか。
謙遜してるんじゃなくて、否定してるんですよね。
この程度で満足していたら、まずい!
と思ってる。
せっかく誰かに褒められたり、認められたりしても
「そんなことない」って
否定してるんです。
受け取れないんです。
失礼ですね、ほんと。
ぜんぜん自覚してませんでした!
本質的に自分はダメだ! と思っている。
そういうビリーフを持っている。
(ビリーフとは、とらわれや制限、苦しみのもととなる思考、思い込みのこと。)
それって本当に辛いことだと思うんです。
自分の資質を知るツール「ストレングス・ファインダー」の資質でいえば
良いところををもっと良くしようとするのが「最上志向」
悪いところを改善しようとするのが「回復志向」
という資質です。
平均以上のモノをより高めたい
か
短所を克服して平均にしたいか
僕のストレングス・ファインダーは
「最上志向」が8位で
「回復志向」が3位。
大体どっちかに偏るそうなので、両方上位に来るのはレアパターンらしい。
でも、より上位の弱点を補おうとする「回復志向」の資質のほうが強く出てるってことなんでしょうね。
だから、苦しくなる。
「最上志向」が強く出ても、もっともっと……ってなるからしんどいらしいですが。
どっちにしても、まだまだ言っちゃうのは同じなのかもしれない。
でも、僕の場合はまだまだこんな自分じゃダメだって否定してるんですよね。
できても、できなくても、心の底がOKじゃない。
本質的に今の自分が自分にとってまだOKじゃないから。
いつまでたってもOKじゃない。
ダメなところを直せばよくなる!
っていつも思ってきたんだけど、これもビリーフみたいです。
ダメな自分のまま努力しても人は変われないんですよね、きっと。
だって、自分はダメだと自己定義しているから。
この自己否定の根源であるビリーフを「コア・ビリーフ」といいます。
このビリーフ(思い込み)を外すのは、簡単。
思わなければ、いいだけ(笑)
……そういわれても、そうは思えないんですよね。
逆にして考えてみたり
それは本当かと問いかけてみたり
とにかく、思考の訓練ですね。
そういえば、僕は昔から自分の長所を考えるのが、ほんとーーーに苦手だったんですよね。
いいところなんてないんだけど……
短所なら簡単に出てくるんだけど……汗
だから、あんまり考えないように避けてました。
誰かが認めてくれても否定してるし。
できてもできなくてもどっちでも大丈夫。
知らなくても理解できなくても大丈夫。
自分を受け入れて、自分にOKを出す。
おんなじ所をグルグルしている感じ。
これは、ストレングス・ファインダーでいえば、内省という資質
エニアグラムでいえば、タイプ5「観察する人」の性質です (笑)
ビリーフもストレングス・ファインダーもエニアグラムも
どれもこれも自分を知るツールとして本当に優れていますね。
自分ひとりじゃいつまでも気づけなかったでしょうね、きっと。
もし、気になったらどれでも試してくださいね。
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