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パイロット タイムライン エターナル~秀逸なコンセプト、高いデザイン性・使用感を兼ね備えた素晴らしいボールペン

パイロット タイムライン エターナル~秀逸なコンセプト、高いデザイン性・使用感を兼ね備えた素晴らしいボールペン

持っているモノに愛着を持てると、持っていて嬉しくなる。使っていて楽しくなる。
今回、紹介するボールペンは、コンセプトからデザイン、使用感まで素晴らしいモノです。

最後まで読んでいただけると、きっと使ってみたくなる。
そんな1本です。

パイロット タイムライン

このボールペンには明確なテーマがあります。
もう、ここからやられてしまいます(笑)

そのテーマとは、名前の通りタイムライン「時間軸」。
時間軸にそって、数種類の製品がラインアップされています。

仕様は同じですが、グリップ部分やペン本体に使われている素材が異なります。
このタイムラインシリーズでは、グリップ部分を「軸」、グリップ以外のペン本体を「さや」と表現しています。
特に、軸の部分でそれぞれ個性が光るラインアップとなっています。

種類 軸の素材 価格
PAST(過去) 樹脂含浸カバ材(木) 7,700円
PRESENT(現在) 樹脂(プラスチック) 3,300円
FUTURE(未来) 黄銅(真鍮) 5,500円
ETERNAL(永遠) ウレタン樹脂 5,500円

この中で、PRESENTだけは口金が透けて見えるプラスチック製。

このほか、2021年には限定販売品の「リスタート」というものも販売されています。

こういう筋の通ったコンセプト、名称がとても魅力的です。

デザイン

エターナルは、上に書いたようにグリップ部分がウレタン樹脂となっています。
そして、樹脂部分がマーブル模様。

以前紹介したロメオNo.3ボールペンと同じで1本ごとに異なる模様となっています。
このグリップ部分だけがマーブル模様というのが、デザイン的に素晴らしいと思っています。
パイロットのボールペンにはペン全体がマーブル模様のカスタムヘリテイジ SEというボールペンや万年筆があります。

これもとてもきれいなんですが、個人的にはこのグリップ部分だけマーブル模様のタイムライン エターナルのほうが好みです。

そして、赤・青・緑ですが、黒がベースになっている感じのマーブル模様なので、深みがあっていいです。
エターナルは5色のカラー展開があって、それぞれにまたコンセプトがあります。

それぞれのマーブル柄は、自然が人にもたらす永力的な力がイメージされています。

エターナルレッド「地」:HOPE
エターナルブルー「水」:INTELLIGENCE
エターナルオレンジ「火」:PASSION
エターナルグリーン「風」:RELAX
・エターナルブラック「無」:ZEN

とても拘りがありますね。
1本買ってみて、とても良かったこともあり、ついつい惹かれて僕は3色所有しています。

仕様

重さ:25 g
長さ:収納時12.1cm、筆記時13.5cm
太さ:一番太い部分が13.4 mm、グリップ部分が窪んでいて11mm程度
方式:ダブルアクション方式

ペン先の出し方はいわゆる回転繰り出し式ですが、2度回す仕様のためダブルアクション方式と名付けられています。
本体ボディを回すことで、口金とペン先部分を2段階で出し入れできます。
本体ボディを回すと口金部分が繰り出され、さらにもう1段階回すとペン先が現れて筆記可能になります。

口金まで収納できるので、使用しないときのペン全体の長さはコンパクトになり、デザイン性と携帯性を両立しています。

2回も回すのはちょっと面倒な感じがするかもしれませんが、1度に2段階回すこともできるし、気持ちよく回るのでクルクルしたくなります。

普通は両手で回すと思いますが、片手でも繰り出しはできます。
上下どちらでも可能で、小指で下側を押さえつつ、上側を人差し指と親指で時計周りに回すと片手で持ってペン先を出せます。
僕は片手で持ってクルクルして楽しんでいます。

持ちやすさ

個人的に第一印象は太い、でした。
実物見ずに買ったため、届いて持ってみると思ってた以上に太いと感じました。

太軸ですが、軽いんですよね。
25gですが、感覚的にはとても軽く感じます。
軽く、クリップも挟みやすく、そして口金も収納できる仕様と相まって、取り回しがしやすい。
僕はペンを寝かせて筆記しますが、短めのクリップなので筆記時にクリップが手に当たらず邪魔にならないのもいいです。

グリップに少しくびれがあるため、手で持つ部分の形状は、Dr.Gripに似ています。

形は似ていますが、持ち心地はソフトグリップのブヨブヨしたDr.Gripとは全然違います。
タイムラインエターナルは硬すぎず柔らかすぎず、ほどよい硬さ。
ウレタン樹脂が指に吸い付くように持ちやすいんですよね。

書き心地

口金部分は指で摘まむと少しグラつく仕様となっていますが、書いているときにグラつきは感じません。

とても心地よい書き味です。

リフィル

初期搭載リフィルはアクロインキ黒0.7mm。
このリフィルはパイロット独自規格のため、他社リフィルに入れ替える楽しみはないですが、アクロインキは滑らかで書きやすいです。

ただ、アクロインキで同じリフィルが搭載されたアクロドライブだと、僕はインク玉(ボテ)が酷くて、試し書きしただけで使用をやめてしまいました。
このタイムラインだと、ダマがあまりできないんですよね。
理由はよくわからないですが、個人的にはボールペンってリフィルが同じでもペンが変わると書き味だけじゃなく、書いた文字も変わる感じです。
ペンとリフィルの相性、そして書き方との相性があるのかなと思います。

なので、このタイムラインエターナルとリフィルの組み合わせには満足していますが、金属リフィルでG2規格(パーカーリフィル)と同程度の大きさなので、どうせならG2規格にして欲しいですね。
互換性って重要です。

僕は初期リフィルの0.7mmと1.0mmを持っています。
個人的には、1.0mmより、0.7mmのほうが安定した書き心地な感じです。

リフィルの入れ替えはとてもしやすい。

口金部分だけを外してリフィルを入れ替えるタイプのボールペンは、回しにくかったり、インクが手に付いたりして好きじゃないんですが、このボールペンはグリップ部分ごと外せるので入れ替えしやすいのもいいところです。

金属製リフィルになっていますが、同じ形の樹脂製リフィルもあります。
パイロットでは別規格としての扱いみたいですが、実際に使ってみると互換性はあるようで、樹脂製リフィルを入れても特に違和感なく書けます。
ただし、以前購入前にパイロットさんに問い合わせさせていただいたことがありますが、この金属リフィルと樹脂リフィルは別規格という扱いのため、金属リフィル用のボールペンへの使用は避けてくださいとのことでした。

下の画像はパイロットのホームページから引用させていただきました。

▼樹脂製リフィルボールペン

▼金属リフィルボールペン

上の画像にもあるように、このリフィルには、黒・赤・青がラインアップされています。

初期搭載リフィルは、どの色のエターナルも黒が入っていますが、
僕はエターナルレッドに赤、エターナルブルーに青を入れて使っています。

こういう使い方をしたくて、3色買いました。

色合いだけでいえば、アクロインキの赤と青は個人的にはジェットストリームよりも好みです。
ジェットストリームの赤と青は暗めですが、アクロインキは比べるとどちらも明るめです。
なので、互換性はなくてもアクロインキ自体は発色良く滑らかに書けてとてもいいです。

まとめ

ロメオNo.3ボールペンの記事でもよく似たことを書きましたが、ボールペンって書ければいいだけなら特にこだわる必要はまったくないんですよね。

このボールペンはボールペンの中ではミドル価格帯ですが、それでも数百円で買えるボールペンは山ほどあるし、ノベルティや何かの参加記念等でボールペンなんて買わなくても手に入ることは多いです。
高級ボールペンって、言ってしまえば奢侈品ですよね。

でも、自分のお気に入りのペンを使うことで、仕事や勉強が楽しくなるなら、ただの奢侈品ではなくなります。

このボールペンも、自分にとってはQOLを上げてくれるものです。
ぜひ手に持ってみて欲しい1本です。

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よっしー
アラフォーサラリーマン。
人生100年時代を迎え、今後のライフデザイン、ワークススタイルをどうするか。
自分らしいネクストステージを模索中。

最近は珈琲と文房具にハマってます。

スタバ好きだけど、スタバのコーヒーは深煎り過ぎて苦手。
スタバでいつも頼むのはカフェアメリカーノ。
パンを焼くと高確率で真っ黒にします。

フリック入力も苦手ではないですが、キーボード入力が好きです。
このブログは親指シフトで書いています。

ブログタイトルは「木が3つで森になるブログ」、
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