広告

進化したアーロンチェア「アーロンチェア リマスタード」に座って、新旧比較してみました!

進化したアーロンチェア「アーロンチェア リマスタード」に座って、新旧比較してみました!

先日、ワーカホリックに行った時には、アーロンチェア リマスタードはまだ入荷前でしたので、早く一度試してみたくて座ってきました。
主観要素たっぷりな試座レビューを楽しんでいただきたいと思います。

旧版との違い

ペリクル(張り地)

以前のアーロンチェアは、クラシック、ウェーブ、タキシードの3つのペリクルパターンがありましたが、リマスタードではペリクルのパターンがなくなりました。

8Zペリクルという新しい素材に進化しています。
分かりにくい名称ですが、おそらく8つのZone(ゾーン)の頭文字ですね。
ちなみに、ペリクルとは英語で「薄皮」です。
座面と背もたれ、それぞれ真横に4つずつのゾーン(合わせて8つのゾーン)に分けられていて、それぞれ異なる張り地になっています。
硬い部分や柔らかい部分、弾力のある部分等、張力を異なるようにされているようです。
要は、場所によって硬さ等を変化させて、人間工学的に今まで以上に人の身体に合うように設計されているということですね。


確かに触ってみると、張りの違いがはっきりわかります。

見た目では、どこからどこまでが〇〇ゾーンとかは、分からないんですが、ブラックライトを当てると境(繋ぎ目)がわかるようになっています。
お店のスタッフが光を当てて見せてくれました。
わかりにくいですが、うっすらと浮かぶラインが確認できます。
細部まで緻密なこだわりで作られていますが、以前のアーロンチェア以上に、きちんと正しく座らなければいけないってことですね。
「浅く座ったりとかするなよ!」って言われているようです。

バナナクッション

以前のアーロンチェアは、座面先端部分の裏側にバナナクッションと呼ばれるバナナの形をしたクッションが入っていましたが、リマスタードではペリクルが進化したことで、このクッションが無くなっています。

▼ 旧版

▼ リマスタード

アーロンチェアを長年使っていると、このバナナがボロボロになってくるというのを聞いたりしていましたが、もうそんな心配は無用です。
まぁ劣化しても交換できますけどね。

念のためにいいますと、間違ってもこういうのを買ってはダメです!

類似品がたくさんあるので、注意しましょう!

カラー

アーロンチェアリマスタードでは、グラファイト、カーボン、ミネラルの3色となりました。
ハーマンミラーではおなじみのカラー名称ですが、やっぱりわかりにくい。

以前購入したエンボディチェアのカラーが、グラファイトでした。


このときは、領収証にグラファイトって名称が書かれていて、意味が分かってませんでした。

グラファイトは、日本語で黒鉛とも呼ばれる鉱物だから、なんとなく黒っぽい色なのはわかります。
カーボンは、炭素だから炭っぽいグレーなのもなんとかイメージできます。
でも、ミネラルは色のイメージが浮かんできません。

ブラック、グレー、ホワイトと言ってくれたほうがわかりやすい。
ミネラルは、明るいグレーだからホワイトは言い過ぎでしょうが。
この辺りは、メーカーのこだわりなのでしょう。

小さい取扱店では、大抵グラファイトが置かれています。

ポスチャーフィットSL

通常のオフィスチェアでは、ランバーサポートという腰をサポートしてくれるもの。
旧版では、ポスチャーフィットという名称でしたが、リマスタードではポスチャーフィットSLという名称になり、ペリクル同様、名称からも進化をアピールされていますね。

▼ 旧版

▼ リマスタード

仙骨(SACRUM)と腰椎(LUMBER)の頭文字が取られているようで、仙骨と腰椎の両方をサポートしてくれるように進化しています。

これで、健康的かつ美しい姿勢をキープさせてくれます。

座面下

なんという部分かよく知らないけど、座面下のパーツがちょっとすっきり。
剥き出しのコードも減っています。

▼ 旧版

▼ リマスタード

アーム

旧版は、上下左右しか稼動しませんでしたが、リマスタードは前後にも稼動します。
稼動域が多いと、調整しやすくていいですね。
▲ 写真は、樹脂アームです。
本革もありますが、僕はどっちも好きです。

カラカラ音

旧版は、チェアを動かすとカラカラと音が鳴っていました。
ところが、リマスタードは動いても音がしないんです。

旧版に初めて出合ったときには、何の音!? って思ったものですが、なんとなく心地よい音で、カラカラ音がアーロンチェアの証のように思っていたので、音がしないのが逆に気になります。
どうでもいいかもですが、個人的に結構大きな変化です。

価格

リマスタードになっても、変わらず高いです。
一応、リマスタードの方が高いとなっていますが、組み合わせ方によって変わります。

販売価格は高いですが、製造原価も相当高いようです。

デザイン

ここからは、完全に主観的要素です。

デザインは、個人的にはやっぱりクラシック(旧版)のほうが好みです。
ポスチャーフィット(腰のサポート部分)もクラシックのほうが重厚な感じが好きです。
リマスタードは、全体的にすっきりと比較的シンプルな感じになったので、これはこれで悪くはないのですが、クラシックの風貌が見慣れてるせいもあるかもしれませんが、好みですね。

下から見上げると、私こそ「キング オブ オフィスチェア」みたいなオーラを放っているのは、リマスタードになっても健在です。(完全に主観的なイメージです。)

座り心地

リマスタードは、クラシックと比べると、まったりというかマイルドになった感じ。
もちろん、クラシックが硬く尖った座り心地というわけではないですが、リマスタードはなんとなく柔らかい。場所によってメッシュの硬さとかを変化させているからだろう。
疲労感という意味では、長時間座るなら、リマスタードに軍配が上がるかもしれない。
とにかく、リマスタードは優しく柔らかい座り心地になった感覚です、あくまで以前のものと比べてですが。

座り比べると、個人的にはクラシックの座り心地が好きなんですが、これは慣れの問題かもしれません。
でも、座り心地は確かに違います。
長く座ってみたいですね。

総評

パッと見、対して変わってないようにも見えましたが、確かに進化しています。

でも、旧版が色褪せて見えるかといえば、全然そうでもないところがアーロンチェアの完成度の高さを物語っています。

今のところは、こうして肩を並べて販売されていますが、そのうち、旧版は唐突になくなるかもしれません。
旧版欲しいなら、今の内に買っておくべきかもしれない。

そんなことを思いつつも、ただ、僕はやっぱりこれにヘッドレストが欲しい。
サードパーティ製のヘッドレストをつけられている人も多いようですが、もしそれが原因で故障等があった場合、メーカー保証対象外となるのが気になるところ。
ハーマンミラーの保証期間は12年(ガス圧シリンダーは2年)と長期にわたるものなのですが、対象外と言われてしまうのは残念ですよね。
ガシッと止めてるから、多分すぐわかりますよね。
まぁ、故障など、そうそうないのかもしれませんが。
複数社が販売していますが、そろそろ、リマスタードに合わせた商品が発売されるかもしれませんね。

進化しても、しなくても、アーロンチェアの座り心地は抜群です。

広告

よっしー
アラフォーサラリーマン。
人生100年時代を迎え、今後のライフデザイン、ワークススタイルをどうするか。
自分らしいネクストステージを模索中。

最近は珈琲と文房具にハマってます。

スタバ好きだけど、スタバのコーヒーは深煎り過ぎて苦手。
スタバでいつも頼むのはカフェアメリカーノ。
パンを焼くと高確率で真っ黒にします。

フリック入力も苦手ではないですが、キーボード入力が好きです。
このブログは親指シフトで書いています。

ブログタイトルは「木が3つで森になるブログ」、
1記事書くごとに、1本ずつ木を植えていくイメージをしています。
そうして、どんどん植樹して、森のようにブログも自分自身も豊かに成長していくことを目指しています。

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。