TV番組「住人十色」で放送された、高松市仏生山町の雑貨店「TOYTOYTOY(トイトイトイ)」へ行ってきました!
高松市仏生山町にある、どことなく昔ながらの駄菓子屋のような懐かしい雰囲気の雑貨屋さんです。
ドキュメンタリー番組「住人十色」で紹介されていた雑貨屋
先日、高松市仏生山町の仏生山温泉を訪れました。
ここまで来たからには、この温泉を知るきっかけとなった毎日放送のドキュメンタリー番組「住人十色」で紹介されていた雑貨屋さんを訪れないわけにはいきません。
というわけで、仏生山まちぐるみ旅館に泊まった翌日に訪れてきましたよ。
店舗へ
仏生山温泉から目と鼻の先。
番組で見かけたジャングルジムのような遊具? が目を惹く。
確か知り合いのクリエイターの方の作品だと、番組で言われていた。
昭和に建てられたアパートをリノベーションした建物で、2棟のうち、雑貨店は奥の建物。
、、、閉まっている。
臨時休業!?
、、、ここまで来て、とても残念。
クリエイターのためのギャラリースペース
手前の棟の中にはどうやら人がいるようだ。
番組でも紹介されていたが、もう1棟はギャラリースぺース。
雑貨店の店主が、知り合いのクリエイターに提供している空間。
1ヶ月程度のスパンで、定期的に東京等から住み込みでアーティストに来てもらい、自身の作品の展示やワークショップを開催してもらっているとのこと。
ちょうどこの時は、織咲誠さんというクリエイターが来られていた。
この時は存じ上げなかったが、書籍も出版されているアーティストの方だ。
ダンボール折り曲げ用カッターというものを製作されていて、中に入ると、そのカッターについて、とっても熱く語ってくれました。
ダンボールに切れ込みを入れて、ダンボールを折り曲げていく。
ただ切るだけなら切れ味のいい刃はいくらでもつくれるだろうが、段ボールが切れてしまわず、折り曲げられるようにするだけの切り込みを入れる刃の製作がとても難しかったそうだ。
これを使って、最終的にもともとダンボールだったとは思えないような作品が出来上がる。
中にはご自身がそのカッターを実際に使用してダンボールで作られた作品を展示されていた。
どれもこれも、とても精巧にできている。
僕が同じものを使ってもこうはならないだろう。
昔から工作は嫌いではないが、得意じゃない。
このキャタピラなんて、ほんとすごいですよ。
大量のダンボールとビスを使って、作られている。
実際に子供が入って遊べるそうだ。
頑丈なキャベツ用のダンボールと、このカッター、そして職人の腕があってこその作品。
このカッターはTOYTOYTOYでも買えるが、ネットでも購入できる。
刃は同じだが、ホルダー部分が2種類ある。
ホルダー部分は、NTカッターやオルファの製品の物を使われている。
下記サイトでメールを登録すれば、返信が来て購入できる。
ちょうど訪れた時もワークショップでつくり方を学んでいる方がいて、また予約に訪れている方もいた。
子供の来年の夏休みの宿題用に購入しようかと検討中。
もちろん、Amazonベビーユーザーの僕にとっては子供が使わなくなっても重宝しそうだ。
雑貨店
そうこうしてるうちに雑貨店の店主が戻られて雑貨店がオープンした。
臨時休業じゃなくてよかった。
番組で見た店主の高柳さんだ。
「住人十色」を観て訪れたことを伝えると、この番組は放送地域がそんなに広くないようだが、僕のように番組を観て訪れてきてくれる人も結構いるんだとか。
テレビで拝見した通りの、ほわっとした口調で物腰柔らかい方だ。
それほど広くない店内には、いろんな雑貨が並べられている。
すべて店主がセレクトしたもので、気になった雑貨について、店主が楽しく説明してくれる。
コンセプトは、”生活の役に立たないもの”だそう(笑)
あ、でもこの辺り ↓ は役立つものだ。
▲ ラッセルホブス 電気カフェケトル
これいいなー。とにかく見た目がいいよね。
▲ このなんとも言えない表情の黒猫の壁掛け時計も売り物
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にも登場したアメリカ製のレトロな品。
左右に目をキョロキョロ、しっぽをふりふりする可愛いやつ。
見てると欲しくてたまらなくなる。
▼ この製品の製作者が実演されているYouTube動画
動画見る限りとても面白そうなおじいちゃんだ。
高柳さんのお店の売れ筋商品だそうだ。
これは、子供のお土産に買って帰った。
高柳さんの店のホームページでも、ネット購入できる。
これだけじゃなくて、店頭に並んでいる商品はサイトからも購入できる。
まとめ
ユニークな方が経営する、ユニークなお店です。
2015年に家族で東京から移住し、雑貨店を開業されているが、店も含めこの仏生山という町にいい感じに溶け込んでいる。
定期的に外部から、ユニークなクリエイターを招聘されているのも、町にとってもクリエイターにとっても良さそうだ。
ちなみに、高柳さんの奥さんも、漫画家というクリエイティブな仕事をされている。
移住をきっかけに、紙からデジタルに切り替えたそう。
番組内で三船美佳さんも言われていたが、やりたいことをするために物理的な制約がどんどんなくなりつつある。
住みたいところに住んで、やりたいことをする好事例。
そして、こちらのリノベーションも仏生山温泉のオーナーが手掛けられている。
まちぐるみのコンセプトにぴったりの素敵な関係だ。
仏生山。
小さい町だけど、本当に見所のある町です。
〒761-8078
香川県高松市仏生山町甲455-2
TEL : 087-814-3959
HP: http://toytoytoy.theshop.jp/
facebook: https://www.facebook.com/toytoytoy.busshozan/
MAIL : info(at)toytoytoy.jp
営業時間:12:00~18:00
定休日:月曜
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