「EVOSSクッション」使用レビュー : 体圧を分散させて、快適に座れるクッション!
おしりに集中する圧力を再分配して、持続的に快適な座りを提供してくれるという「EVOSSクッション」
Makuakeで募集されていたのを買ってみました。
クッションとしては高いけど、それに見合う価値はあります。
デスクワーク時の体への負担
僕はデスクワークになってからというもの、身体の痛みに悩まれてきました。
ここ数年は、幸いにもお気に入りのオフィスチェア「ヘイワース ゾディチェア」に座ることで、ずいぶん楽になりました。
ただ、相変わらず硬いチェア等に座ると、肩や背中が痛くなる。
スタバの硬い椅子なんかだと、本当にてき面。
すぐに具合が悪くなる。
その割に座っているけれど。
というわけで、Makuakeでこのクッションが目に止まり、ゾディ以外に座るときに備え、買ってみることにした。
種類
サイズが2種類。
★Large Size (mm) : 460W x 410L x 80H
高さが2cmも違う。
実物を触っていないので、どっちがいいのかよくわからない。
単純にクッション性だけを考えると、厚みがあるほどいいに違いない。
けれど、あまり高いと机との高さが合わない。
僕の場合、今座っているゾディチェアはクッション等何も置かない状態で、シートの高さを一番下に調節して机とちょうど高さが合う。
だから、シートの上に6〜8cmも高さのあるクッションを置くと高過ぎるような。
実際は座れば、ある程度凹むだろうけど。
(そもそも、いいオフィスチェアにはクッションは不要だが)
ただ、これは普通の椅子でも何か置くことを想定しているわけではないから、基本的には同じだろう。
座高が高いと何に座っても机が低く、逆なら机が高くなるということ。
というわけで、他の椅子で座る場合に備え買うことにしたわけだけど、基本的に高さ調節がしづらいのは使い勝手が悪いと考え、Smallを買ってみた。
開封
小さい方とはいえ、大きい段ボールでやってきた。
クッションの他、この製品の特徴であるゴムでできたエアセルに空気を入れるための空気入れと
修繕用のゴムパッチが同梱されている。
穴が開いた場合、接着剤を用いて貼り付けてください、とのこと。
耐久性に問題があるのだろうかと心配になるが、ゴム製品だから当然といえば当然か。
タイヤ等と同じで、鋭利なもので傷つけてしまうと、穴が開いて空気が抜けてしまうのだろう。
カバーから取り出してみた。
Makuakeサイトでの説明通り、確かにエアセルと呼ばれる72個のイボイボが並んでいる。
一個一個独立している。
ゴムなので、ゴム臭い。
これも記載されていた通り。
届いた時から、このゴムとゴムの間が汚れている。
ゴムがひっついている部分は仕方ないのだろう。
ゴムシート部分は、タオルに水を含ませて拭いた後、陰干しするようにとのこと。
カバーも、手洗い(冷水)で洗うように書かれているので、汚れたら洗えるみたい。
でも、ゴムで滑らないため、ゴムシートをカバーに入れるのは結構手間がかかる。
使用準備
普通のクッションと違い、使用するためには適切に空気を注入する必要がある。
最初、空気入れの先にある透明のキャップを外して空気を入れようとしたら、すごく入れにくい。
▼ 説明書に日本語記載もあるんだけど、これが片言の日本語でよくわからない。
キャップを外したのが間違ってたみたい。
試しに、この透明キャップを外さずに、キャップを差し込んで入れたら簡単に空気が入った。
空気入れの先端の栓を回してから
キャップを差し込み
空気を入れる。
空気を入れる目安は、お尻の下に手のひらを入れて座ってみて、床と手のひらが1.5cm〜2.5cm程度の間隔となるのがオススメだそう。
空気が少ないと床についてしまい、入れ過ぎるとパンパンに膨らんでクッション全体が丸まってくる。
空気の入れ方も含め、動画が掲載されていた。
使用レビュー
座るとすぐ、体圧が分散されているのはよくわかる。
グニグニとエアセルが独立して動き、身体にかかる負担は軽減されている。
実際に普段僕が座るとすぐに肩がこったり腰が痛くなる、チェアではなく、ダイニングの椅子の上に置いて座るとよくわかる。
とっても、身体が楽。
でも、ダイニングテーブルとの高さが合わない。
これは買う前から想定していたことだけれど、ある程度空気を入れるとどうしても厚みが出る。
座った状態で床から1.5cm〜2.5cm程度といっても、高さはちょっと違うだけで感覚的にだいぶ違う。
これは、このクッションに限ったことではないけれど。
メリット
商品のアピールポイントは誇張ではなくて、実際にいい感じ。
快適な長時間の座り心地を提供してくれる。
デメリット
1 高さ調節
上述した通り、オフィスチェア等の上に置いて使う場合、使っているチェアが高さを合わせられるか確認が必要。
クッションにしては高いので、先に確認しておいたほうがいいですよ。
2 携帯向きではない
これは僕だけかもしれないが、スタバ等の硬い木の椅子に座るような時に使いたかったんだけど、車移動ならともかく、歩いたりして持ち運びできる大きさではない。
空気を抜いたところとしても、かさばる。
お気に入りの使い方
以前、スタンディングデスクを紹介する記事を書きました。
そちらで紹介していますが、僕はスタンディングデスク時には、膝等へ負担がかからないようにクッションの上に立っています。
このEVOSSクッションの上に立つと、さらに快適になれます。
ちょっと心配な気もするけど、説明書には150kgを超える使用者は使用不可とあるから、多分大丈夫だろうと思い、使っている。
あと、フローリングに直接座る場合のクッションとしても、とてもいい感じ。
基本的には自宅や仕事場等に限定されてしまうが、クッションなので、いろいろ活用できる。
まとめ
クッションとしては高いけど、今のところ価格に見合う価値はあるんじゃないかと感じている。
あとは耐久性。
どれだけ長く使えるかどうか。
高さが合うなら、高いオフィスチェアの代わりに買うと考えれば、高くはない。
今後、通信での一般販売が始まるらしい。
肩や首のこり、腰痛に悩む人にとっては、試してみる価値は十分あると思います。
それで身体が楽になるなら、プライスレスです。