オカムラショールームへ〜最高のオフィスチェアを探して(6)
この記事は連載です。
▼ 第1話
▼ 第2話
▼ 第3話
▼ 第4話
▼ 第5話
今回は、オカムラ 大阪ショールームへ試座に行ったときのことです。
オカムラ 大阪ショールーム
ウィルクハーンON.を買って、素敵なチェアなんだけど……
……という日々を過ごしていました。
とりあえず、このON.でしばらくやっていく予定ですが
もっとオフィスチェアを追求したいなー
なんて思っていました。
2014年10月
出張ついでに、今度はオカムラの大阪ショールーム(大阪市北区「グランフロント大阪 タワーA」21階)にやってきましたよ。
当然、オカムラのチェアばっかりです。
ここは、ショールームなだけあって、綺麗です。
http://www.okamura.co.jp/company/topics/exhibition/2014/osakasr.php
そして、あくまでショールームなので、ここでは購入できません。
残念ながら、撮影は禁止でしたが、以前の大塚家具のように担当者がつきっきりなんてことはないので、自由にお座りできます。
ただ、説明もないです。もしかしたら、頼めばしてくれるのかもしれません。
オカムラといえば、バロンとかコンテッサが有名ですね。
そして、この2つのチェアは、よく似てます。
コンテッサ
▼ 小型ヘッドレスト(可動式=調節可能)
▼ 大型ヘッドレスト(固定式=調節不可)
スマートオペレーション
コンテッサのセールスポイントは、座ったままの自然な姿勢で快適な操作ができるということでしょうか。アームレストの下のレバーで、リクライニングの角度調整や座面の高さ調整を行えるスマートオペレーションというもの。
これは頻繁に調整したい人にとっては便利なのかもしれませんが、僕は基本的には一度ここって決めたら、そんなに調整したりしないので、あまり重要じゃないですね。
だって、基本的にオフィスチェアは仕事したり、勉強したり、本読んだりするために座るわけです。リクライニングを倒してゆらゆらリラックスするくらいなら、立って歩いた方がよっぽど気分転換できて、頭にも身体にもいいと思います。仕事場で使うのであれば、仕事中にリクライニング倒して、寝たりする状況ってほとんどないと思うし、自宅用であれば、休憩するならソファやベッドで横になる方が疲れは取れるように思います。
まぁ、パソコンで映画見たりとか、そんな用途で座る人もいるでしょうけど、いつも後傾姿勢で使うなら、全く直す必要性を感じません。
もしかしたら、使ってみるとチョー便利! と思うのかも(笑)
ヘッドレスト
あと、コンテッサには大型ヘッドレストと小型ヘッドレストの2種類があります。
小型ヘッドレストは前後・首振りの機能がありますが
大型ヘッドレストは、固定式で調整ができません。
見た目だけなら、大型ヘッドレストが一体感のあるフォルムでいいですよね。
座ってみて、ちょうど合う人は固定式で問題ないですが、合っていない人は残念ながら選択肢から外しましょう。
その場合、小型ヘッドレストになりますが、僕は見た目が好みではありません。
オフィスチェアは見た目ではないですが。
バロン
ヘッドレスト
バロンには可動ヘッドレストと固定ヘッドレストの2種類があります。
固定ヘッドレストは、コンテッサの大型ヘッドレストと同じです。
コンテッサと違い、可動式も形は同じ大型です。
リクライニング
リクライニング機能を比べると、コンテッサが5段階調整なのに対し、
バロンは好きな角度で固定可能です。
個人的見解
後傾チェアですが、試座すると、前傾時でも使用できるように感じましたね。
前傾時にもしっかりと頭を支えてくれる感覚です。
この当時、僕は前傾でも後傾でも対応出来るチェアが欲しかったんですよね。
だから、なかなか最高のオフィスチェアに巡り合えなかったんです。
ほとんどのオフィスチェアは、どちらかに対応する仕様なのに
どちらも求めてたら、見つかりませんよね。
前傾にも後傾にも対応するチェアもありますけど、限られています。
あくまで個人的な感想ですが、オカムラのオフィスチェアではバロンが一番好みです。
この時感じた不満点は
・フレーム部分が硬い(ずっと座ってれば余計そう感じるんじゃないかな)
・アームレストがちょっと小さくて硬い
・少し窮屈
といった感じです。
多分、ウィルクハーンのON.に座ってたら、なに座っても窮屈に感じそうです。
ON.は座り心地最高なのに、いろいろ難あり。
困ったチェアですよ、ほんと。
サブリナ
▼ サブリナ スタンダード エキストラハイバック
▼ サブリナ スマートオペレーション エクストラハイバック
サブリナというチェアも、コンテッサやバロンとよく似たデザインです。
座面下のレバーを操作することで調整が行える「スタンダード」と
アームレストの下のレバーで、リクライニングの角度調整や座面の高さ調整を行える「スマートオペレーション」の
2つのタイプがあります。
そして、「スタンダード」タイプのリクライニング角度は直立ポジションから前方に10度、後方に23度となっていて、前傾姿勢にも対応しています。
ただ、前傾にして座ってみると、前傾過ぎてしんどい。
もしかしたら、もうちょっといい感じのところで止めれるのかもしれません。
レオパード
あと、変わったチェアでレオパードなんてのも。
座ると沈み込んでいきます。
これに座って、満天の星空でも見上げたら最高かもしれません(笑)
なに用のチェアでしょう?
少なくとも、オフィスチェアではないように思います。
これに座ってデスクワークは無理です。
大塚家具南港ショールームにも置かれているので、画像はこちらの記事に載せています。
まとめ
オカムラだけでも、いろんなチェアがありますね。
それだけあっても、なにもかも満たしてくれるチェアってなかなかないですね。
残念ながら、ここには買いたいと思うチェアはありませんでした。
それにしても、ウィルクハーンのON.にしても、オカムラのバロン等にしても、ヘッドレストってでっぱってるけど、それだと包まれてる感覚がなくて、反発してるように感じるのは僕だけでしょうか?
どちらかといえば、ヘッドレストは逆の形に窪んでいる方が、頭を預けやすく、それこそ包まれてる感覚でリクライニングを倒して寝れるんじゃないかと思うのです。
最高のオフィスチェア探しはなかなか険しい道です(笑)
▼ 次回に続きます。